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入札の改善 小矢部市
品質・技術も評価する総合評価方式を試行
小矢部市は総合評価方式による入札を試行することになりました。これについて2月4日の総務常任委員会に報告され、よりいっそうの改善策が議論されました。
これまでは価格が一番安い業者に落札していましたが、1000万円以上の工事について価格と品質を数値化して評価する方式を取り入れます。2月に1件を予定しています。ただ、入札参加業者を市が指名することには変わりません。
砂田市議が「一般競争入札にするために総合評価方式があるのではないか、肝心の一般競争入札はどうするのか」と質問。財政課長は「一般競争入札については、別に研究中だ」とだけ答えました。
一般競争入札の導入を
一般競争入札を導入すると、どんな業者が参加してくるかわからないため、工事の品質が確保されるのか懸念されていました。そこで総合評価方式が導入されることになったのです。肝心の一般競争入札が取り入れられないと、本当の意味での改善にはなりません。滑川市では既に昨年4月から3千万円以上の工事で試行しています。小矢部市は10億円以上の工事のままです。
解説 ……………………………
総合評価方式のやり方
品質を次の7項目で評価する。
施工実績(5)、過去の工事実績(20)、優良工事表彰の受賞(10)、ISO認定(5)、災害協定(5)、消防団員の雇用(5)、除雪契約(5)。…( )内の数字は点数で、最高点を表す。合計で55点。
この点数を品質評価点10点に換算する(55点ならば10点、27.5点ならば5点とする)。この点数をAとする。
価格と品質を評価する数式
評価する数値=(100+A)/入札金額
この数値の高いものを落札業者とする。
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