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砂田喜昭 2007年10月7日更新  
市営バスの運行改善を
高齢者が自分の意志で自由に出歩けるように

砂田市議の9月議会一般質問より

 砂田喜昭市議は9月議会一般質問で、正得地区タウンミーティングで出された意見を紹介し、市営バスなどの運行改善を求めました。

1 市営バスを巡回方式にあらため、一日の運行回数を増やすこと

砂田
 高齢者が自分の意志で自由に出歩けるようにキーバスを運行して欲しい。たとえば正得地区には一日3回しか来ていないので、町で用事をしても待ち時間が長くてたいへん不便です。2時間ごとに市内を巡回する方式で一日6回程度運行してはどうか。2台のバスで、一回廻るのに1時間半かかったとしても、運転手の休憩時間もとれる、市として経費もいままでとそんなに変わらないのではないか。
桜井市長 庁内に7月、小矢部市営バス運行計画検討委員会を設置し見直し作業をしている。バス路線の設定条件として、@既存路線のサービス低下につながらないような路線設定、A医療・福祉施設、公共施設、金融機関、ショッピングセンター等を経由する路線の設定、B交通空白地帯をできるだけ解消する設定、C高齢者の交通事故防止につながる路線設定などを柱として、検討している。なお巡回方式、増便は費用面での増高が懸念され、財政上の考慮が伴うが、日々の市民生活に直結するので、十分検討したい。

2 福祉バス 地区社会福祉協議会などの行事に利用できるように要綱の改善を
砂田
 地区社会福祉協議会が主催して3世代交流で市外の視察に出かけようとしたら、バスを借りる費用がたいへん高いうえに、市からの補助金もここ数年で半分になった。
そこで正得地区社会福祉協議会では小矢部市のスクールバスを活用して行っている福祉バスを利用したいと申し込んだら、地区主催の行事はダメだと断られた。ぜひ改善して欲しい。
桜井市長 市内にはマイクロバス、観光バスの旅客業者数社があり、福祉バスが民間業者の営業妨害とならないよう市が参画する事業かどうかが重要な条件である。しかし、現状でこの判断基準が抽象的でわかりにくいので、名称をはじめ運行対象事業などの見直し作業を行っている。

3 タクシー、小型自動車活用による高齢者の足確保を
砂田
 高齢者の足確保のためのきめ細かな対応について、どのような検討をしているのか。
桜井市長 現在実施している高齢者の足確保対策は、要援護者等に対する介護予防事業としてのリハビリ参加者のタクシーによる無料送迎、医療機関への送迎でもタクシーの利用への助成、また、寿永荘での生きがい活動支援についてもマイクロバスの送迎に助成を実施している。なお市営バスによる高齢者の足確保については、現在見直し作業を行っている。

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