|
各地区で 市長と語るタウンミーティング
市民から 要望どしどし
桜井市長と地域住民が話し合うタウンミーティングが市内各地区で開催されています。
7月6日に正得地区で開かれ、砂田喜昭市議も参加しましたので、そこで出された市民の声を紹介します。タウンミーティングには市長が直接参加者の要望を聞き、その場で回答していました(市長の方針で、部長らの出席はありません)。なお、他地区での様子は小矢部市のホームページで公開されています。
行革はあまり歓迎したくない
「行財政改革」がいわれているが、あまり歓迎したくない。必要なところにはお金を出して欲しい。
能越自動車道からの不法投棄が目につく。市から道路管理者に申し入れて欲しい。テレビなど大型ごみの対応もお願いしたい。
一般ごみの回収回数を増やしてもらえないか。
これについて市長は「道路管理者に申し入れる」と答えました。
キーバスの運行について
高齢者が自分の意志で自由に出歩けるようにキーバスを運行して欲しい。
正得地区には3回しか来ていないので、町で用事をしても待ち時間が長くて不便だ。そこで提案だが、2時間ごとに一日6回程度運行してはどうか。2台のバスで市内を巡回すれば、1回回るのに1時間半かかったとしても、運転手の休憩時間もとれる。市として経費もいままでとそんなに変わらないのではないか。
これについて市長は、いろんな運行方法を検討していきたいと答えました。
福祉バスの運行について
地区社会福祉協議会が主催して3世代交流で市外の視察に出かけようとしたら、バスを借りる費用がたいへん重い。市からの補助金もここ数年で半分になった。
そこで小矢部市の福祉バスを利用したいと申し込んだら、地区主催の行事はダメだと断られた。改善して欲しい。
これについて市長は、「私も議員の時代からちょっと変だと思っていた。福祉バスの運行基準の見直しをさせて欲しい」と答えました。
北陸中央病院に
産婦人科、小児科の再開を
北陸中央病院に産婦人科、小児科の再開をして欲しい。また、若い人が喜ぶような優秀な医師を確保して欲しい。アトピーなどいろんな病気が最近増えているが、そんな場合、子どもが生まれた病院を利用する人が多い。
これについて市長は、「関係機関に一所懸命働きかけている。なかなか難しい問題だがひきつづき努力していく」と答えました。
人口増対策について
転入者を増やすには雇用確保が大事だと思う。企業誘致をすすめて欲しい。
もう一つは子育て支援で、保育料や授業料を免除してはどうか。児童手当では、子どものために使わない親もいるのではないか。
これについて市長は、「東海地方では、地震のリスクを回避するために工場を分散する傾向が出ている。そこを重点に企業誘致を働きかけていきたい。」と答えました。
障害者の風呂利用の割引について
高齢者には風呂の割引券があるが、障害者とその介護している家族のためにも、タワーの湯の割引をしてもらえないか。
これについて市長は「必要と思っているので、検討したい」と答えました。
通学路に防犯灯を
通学路に防犯灯の要望も出されました。学校から芹川地内(荒川地区)を通って正得の柳原、水落へ通う通学路のことです。利用するのは正得地区の子ども達なのに、街灯の電気料の負担が芹川町内の負担となることが、ネックになって、いまだに改善されていません。
これについて市長は、「今年度から通学路の街灯を市で設置する予算を付けたので、改善します」と答えました。
このほか、県道の融雪の要望、交差点改良の要望も出されました。
市長は現場を確認させて欲しいと答えました。
◆◆◆◆◆
市のホームページや新聞報道によると、各地区のタウンミーティングで、石動小学校と東部小学校の統廃合問題、保育所の統廃合・民営化問題、石動駅南土地区画整理事業、城山公園の充実などについても、市民から率直な意見、要望が出されています。
これらの問題について、市民の間でもっと議論を深めていく必要があります。
|
|
|