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砂田喜昭 2007年4月29日更新  
3月議会
医師・看護師不足解消を求める意見書 を 採択


 医師・看護婦不足が深刻になっていることを受けて、3月議会でその解消を求める意見書が採択されました。

 意見書は「この間、『医療費適正化』の立場から、医師数が抑制され、診療報酬の削減、国公立病院の統廃合が行われているが、見直しも必要だ」と政府の政策を批判的にとらえ、「医学部定員の増」「医療従事者の労働条件の改善」「地域医療の支援体制の充実」「産科・小児科の医師確保」を求めています。
 これは日本共産党が国会や県議会、市議会で改善を求めてきた内容ともほぼ一致し、積極的なものです。


同趣旨の「陳情」を不採択にした自民党

働く人々の声を聞かないとは!


 この意見書採択のきっかけは、富山県医療労働組合連合会が提出した「医師・看護師不足対策に関する陳情書」です。
 この陳情を審議した民生文教常任委員会では、「賛同できるところもあるが、労働条件の改善、職場環境が強調されている。医師不足は深刻だが、この文面では賛同できない」と、不採択にしました。
 自民党所属市議らは労働組合から出された陳情には耳を傾けたくないとの姿勢が「見え見え」ですが、深刻な現実に直面して労働条件の改善を含む意見書を採択せざるを得なかったものです。


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