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砂田喜昭 2007年2月10日更新  
水道事業
一般会計からの補助を3分の1削減

本年度限りの一時的な対応



 市は2007年度予算で、水道事業会計への一般会計からの高料金対策補助金を3分の1削減しました。

高料金対策繰入金

清浄にして豊富、低廉な水道用水の供給のため


 本来水道事業は水道法によって「清浄にして豊富、低廉」な水道用水の供給を目的にしています。したがって自然や社会的状況で高い水道料金となる場合に、一般会計から補助金を出して料金を抑えるために高料金対策を実施しています。国のこの制度が縮小されたため、1995年度から小矢部市独自の高料金対策のルールをつくりました。

 このルールに従えば2007年度に市は一般会計で8820万円の繰入をする必要があります。

 ところが予算でこれを5880万円に削りました。市の財政が厳しいことと、水道料金値下げをしても2006年度には水道事業会計が約4000万円の黒字となる見通しだからです。

 予算特別委員会での砂田市議の質問に、市当局は高料金対策補助金の削減が2007年度限りの一時的な対応だと答えました。砂田市議は「こんなことを繰り返すと、今後の水道料金引き上げの布石になる懸念がある」として、予算に反対しました。


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