バナー2007年3月18日号本文へジャンプ
砂田喜昭 2007年3月21日更新  
北陸中央病院
医師確保と小児科、産科再開への取り組みの現状は?

 3月6日の参議院予算特別委員会で共産党の小池晃参院議員が、医師の過酷な労働実態を取り上げていました。
 深刻な医師不足の根本にあるのは、政府の医師数抑制方針です。政府は八二年の閣議決定で、医学部の入学定員増員方針を転換し、八六年に医学部入学定員を10%減らしました。九七年にも定員削減を続ける閣議決定をしました。その結果、日本の医師数はOECD各国の平均から12万人ないし14万人不足するという状況になっています。
 この質問はインターネットでは大変な話題になり、「きっこの日記」というブログでも早速取り上げられていました。

(砂田市議)
北陸中央病院の産科、小児科再開の見通しはどうか。

(桜井市長)

 富山大学や富山県、公立学校共済組合、市長会へ医師確保を要望しているが、なかなか困難であるとの回答を得ている。
 富山県は平成19年度以降に、必要な医師確保対策として、医学生から大学卒業後の臨床研修医、後期研修医までを視野に入れた県内の各公的病院への定着をめざした体系的な施策を実施する。小矢部市としても、何ができるか、検討していきたい。今後とも関係機関へ強く働きかけたい。


 トップへ戻る
砂田喜昭(Yoshiaki Sunata)のホームページへ戻る