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砂田喜昭 2007年2月10日更新  
 「空き家を活用した低家賃住宅」がほしい!
共産党後援会
氷見市の空き家活用定住政策を視察


 街の中の空き家を活用して低家賃住宅をつくって欲しいとの願いを持った人たちを中心に、共産党後援会の一行6名は2月19日、空き家を活用して定住人口を増やす取り組みをしている氷見市へ視察に行きました。砂田喜昭市議も同行しました。

 氷見市では昨年6月から「空き家情報バンク」をつくり、市内の空き家情報をインターネットで全国に発信しています。定住人口を増やす目的で、市外から移住希望者を募集しています。
 市の体制としては「定住・交流推進班」2名で、空き家の所有者や利用希望者と面談し、相互の情報を連絡しています。テレビコマーシャルをつくり、チューリップテレビのCMコンクールで1位になったことから問い合わせが急増するようになったそうです。
 これまでのところ、利用希望者は二十数人で、空き家を「貸してもよい」「売ってもよい」という物件は現在20件ほどあるそうです。しかし、価格面で合わず、契約が成立したのは1件だけだそうです。
 不動産業者からの紹介も取り扱っているそうです。市街地では空き家の多くでトイレが下水道に接続されておらず、その費用を誰が負担するかなど難しい問題があるようです。
 輪島市でも数年このような制度を実施しているそうですが、契約が成立したのはゼロだと聞きました。


 情報提供だけでは限界があるようです。空き家を活用した低家賃住宅をつくるには、市が公営住宅として整備をすることも必要ではないでしょうか。

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