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2007年度予算に対する要望をおこないました。


                                 2006年12月27日
小矢部市長
桜井森夫殿

                             日本共産党小矢部市委員会
                               委員長・市議会議員 砂田喜昭
                                市政政策委員長 石山忠義

2007年度小矢部市予算編成にあたっての要望書

貴職におかれては、日頃から市政伸展にご尽力のことと拝察申し上げます。
市民から日本共産党へ寄せられた意見をもとに、以下の項目をぜひ予算編成に当たって取り入れて下さるよう、要望書を提出します。

I. 安心できる老後をおくれるように2007年度予算に対する要望をする砂田、石山両氏
1. 町の中に低家賃住宅を確保し、生活用品の購入に便宜を図り、暮らしよい街づくりをめざして下さい。
 低家賃住宅は、低所得者、無年金者が老後の生活をおくる場として必要です。雇用促進住宅や市営住宅の入居条件(勤務先、保証人など)があわないため利用できず、大変困っています。
 空き家の借り上げによる公営住宅の設置や、介護安心アパート、シルバーハウジング、高齢者向け優良賃貸住宅などの活用も検討して下さい。
2. 高齢者に安くて手軽な交通手段を充実させてください。
3. 訪問介護利用料の無料制度を復活して下さい。
4. 社会保障にともなう負担が生活を圧迫しています。介護保険料、国民健康保険税の軽減、高齢者医療費の助成を検討してください。

II. 子育て支援を
5. 定率減税の廃止に伴い保育料が引き上げになることが懸念されます。何ら収入が増えないにもかかわらず、引き上げとならないよう緊急に改善をお願いします。
6. 学童保育を拡充し、希望者を受け入れられるようにして下さい。
7. 子育て支援に逆行する年末年始の保育料有料化を取りやめてください。
8. 小学6年生まで、入院、通院とも医療費を無料にするようにしてください。
9. 北陸中央病院に小児科・産科の復活を協力に働きかけ、実現されるようお願いします。
10. 乳幼児医療費の窓口無料制度を高岡市などの医療機関でも利用できるように改善して下さい。

III. 子どもの自立を助け、基礎学力、市民道徳を身につける教育を
11. 30人以下学級を実現するよう努力をしてください。
 県に35人学級を小学3年生にひろげるよう働きかけるとともに、次年度以降、対象学年を引き上げるよう求めて下さい。
 小矢部市としても小学校の多人数学級への支援講師派遣については、2年生に拡大するとともに、勤務時間を延長し、校外行事にも参加できるものに改善をしてください。
12. 心の教室相談員などの勤務条件を勤務実態に見合うように改善してください。

I
V. 文化財の調査研究体制の充実を
13. 桜町遺跡から大量に出土した木製品の保存処理施設を設置するようにして下さい。
14. 桜町遺跡活用施設、道の駅の建設にあたって、簡素で将来にわたって活用できるものにするよう見直してください。市民の声を取り入れるように努力してください。

V. 中小企業、商店、地場産業支援に全庁あげた取り組みを
15. 市内の中小企業、商店などの実態調査を市役所の部課長全員で行い、中小企業政策を充実させてください。
 空き工場などの情報を把握し、希望者に情報提供できるシステムを作ってください。高岡市では商工会議所と協力して実施するそうです。
 実態調査の成果を、市内にどういう業種の事業所があってどんなものが得意なのかなどの情報をパンフレットにまとめ、必要とする事業者が活用できるようにしてください。
 空き店舗、旧民家の活用をすすめるようにしてください。
16. 曳山祭を盛り上げ、商店街に活気を呼び込むようにしてください。
17. 雇用対策を強めて下さい。高齢者とともに若者の雇用促進に力を入れて下さい。

VI. 家族経営を守り農業の育成を
18. 有機肥料を活用し、土づくりに生かしてください。
 家畜の糞尿と生ゴミを、もみ殻と混ぜて醗酵させ、有機肥料として水田へ還元する取り組みを進めてください。(家畜糞尿の収集、生ゴミの分別回収、有機肥料の製造、水田への散布手段の確保など)。
19. 食糧自給率向上のためにも、転作大豆の品種や栽培方法に支援して下さい。
 緑肥作物の導入あたっての支援策を検討して下さい。
20. 農地・水・環境保全対策については、希望する集落で実現できるよう努力してください。
21. 地産地消をすすめ、野菜など主要な転作作物の価格安定制度を作り、小矢部市の特産品育てるようにしてください。
 地元産のコシヒカリを学校給食に利用できるようにしてください。
 学校給食に地元農産物の利用を拡大するよう努力して下さい。

VII. 環境に優しく、災害に強い街づくりをめざして
22. 新幹線建設にあたって、在来線を石川県と一体的に運行できるように、JRに責任を持たせるようにしてください。
23. 住宅リフォーム助成制度をつくって下さい。
 全国の例では、1割程度の助成で住宅の耐震補強、水洗化工事、台所、風呂の改修などを援助しています。中小業者にとっても仕事が増えて喜ばれており、地域経済の活性化にも貢献しています。
24. 地球環境にやさしい街づくりを進めるため、積極的に太陽光発電を公共建築物に導入してください。
25. 木質バイオマスの活用を検討して下さい。倒木や樹根、剪定くずなどを有効に活用する方策を研究して下さい。県は散居村ミュージアムにペレットストーブを導入する計画であると表明しました。
26. 回収された資源ゴミがどのように活用されているか、その収支状況も含めて市民に広報し、資源回収に取り組む市民の自覚、意欲をより高めるようにしてください。
27. プラスチックゴミの回収方法を研究してください。
 1ヶ月分のプラスチックゴミを保管するスペースに事欠く家庭から、燃えるゴミとして出される場合も見受けられます。
28. 城山公園など既存の公園を住民の憩いの場として活用できるよう、維持管理に力を入れて下さい。

VIII. 住民自治を育て、市民の暮らしを支える市政を
29. 水道料金を引き下げて下さい。
 県との受水協定を見直しにあたっては、単価、受水量の引き下げにつとめて下さい。
 メーター使用料の廃止をしてください。
30. 下水道計画を見直し、市内全域の水洗化目標年次を明確にして下さい。
 散居村では市営合併処理浄化槽整備事業を早急に取り入れて下さい。
 単独浄化槽を下水道や合併処理浄化槽に切り替えるための促進策を検討して下さい。
31. 住民税の1%活用事業については、税金の無駄遣いとならぬよう、公平公正な取り組みとしてください。
 長野県栄村の田直し事業や、群馬県太田市の取り組みを参考に、住民参加で事業の選択ができるように努めてください。
 福祉バス、市政バスなどを見直し、住民団体が活用しやすいものに改善してください。住民団体が活発な活動を展開できるよう支援することも、1%活用事業の趣旨に添うものと考えます。
32. 市長交際費の使途明細を公表し、いっそうの減額に努めてください。
33. 談合を防ぐ対策を徹底してください。
34. コミュニティー資金貸付事業が来年度も継続できるよう、最大限の努力をお願いします。
 県が市町村振興基金貸し付け要綱を廃止した場合はそれに見合った市独自の対策をとってください。
35. 街灯の電気料の地元負担を全廃してください。
36. 泉町交差点の拡幅、右折レーンの設置などでラッシュ時の渋滞解消に努めてください。
  水島交差点の拡幅、改良を進めてください。
  藤森岡線の下島地内のカーブを緩くするよう改善してください。
37. スケボーができる場所をつくってください。
38. パークゴルフ場をつくってください。




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