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市議補選
日本共産党 石山忠義候補、善戦健闘
市長、市議補選が11月19日投票でおこなわれ、市議補選に立候補した日本共産党の石山忠義候補は5943票(得票率30%)を獲得しましたが、残念ながら議席には届きませんでした。しかしこの得票数は、日本共産党公認候補の過去の最高得票(1998票、1996年衆院小選挙区・上田弘候補)を3倍化しました。わずか2週間の運動期間でこのような結果を生み出したことは善戦健闘といえます。
市民の意識が変化し始める
日本共産党公認の石山候補が、4年前の市長選挙で日本共産党が自主的に支援した美谷克己氏(無所属)の得票4177票を1.42倍に増やしました。このことは、この4年間で、市民の意識が大きく変化し始め、日本共産党への偏見と誤解の壁が解け始め、日本共産党が「政治を変えたい」との願いの受け皿として多くの市民に認められつつあることを示しているものといえます。
石山候補
今後の市政をしっかり監視したい
開票結果を受けて石山忠義候補は、「皆さんのご支援に感謝します。私を支持してくださった皆さんの期待に応えるよう、私自身の土台をしっかりさせて、これからもがんばります。市民オンブズのメンバーとしても今後の市政をしっかり監視したい」と元気よく挨拶し、選挙事務所に集まった支持者を元気づけました。
砂田選対責任者
今度こそ2議席で市民の願いに応えたい
選対責任者の砂田喜昭市議は、「当選できなかったのは残念の極みだが、しかし、結果は善戦健闘といえます。6千人近い有権者が支持してくださったのだから、その期待にしっかり応え、4年後、8年後にはもっともっと多くの支持が得られるように、とりわけ、次の市議選では共産党の2議席を獲得し、しっかりと市民の願いに応えられるようにがんばりたい」と決意を語りました。
石動駅前で街頭から挨拶
石山候補
投票日の翌朝、日本共産党はさっそく石動駅前から街頭で「皆さんのご支援に感謝し、公約実現にがんばります」と挨拶しました。
石山さんは、「70歳代と80歳代のおばあちゃんが窓から手を出して『市政を変えてほしい。くらしがたいへんだ』と涙を流してお願いされ、思わずもらい泣きした。お年寄りが寂しい思いをしている。こんなひどい政治を変えるためにがんばる」「今後も市民オンブズとして、議会の外から市政と税金の使い方を厳しく監視していきたい」と決意を語っていました。
市民オンブズ小矢部の代表、美谷克己氏の激励の声
市民オンブズ運動は、政治運動ではないから政党とは一線を画している。しかし、今回小矢部市議補選に出られた石山忠義さんは「市民オンブズ小矢部」設立以来の熱心なメンバーのひとりでもあるので、オンブズ小矢部としても全力で応援しようということになった。共産党と市民グループの共闘という形で厚い保守王国の壁に立ち向かったわけである。敗北は喫したけれども、従来の共産党の得票数を大きく上回る成果をあげた。
市民から寄せられた励ましの声
「石動の町から石山さんには出てほしかった」
「家族みんな入れたのに当選できなくて残念です」
「石山さん、悲観するな。3分の1の人がおまえが好きで入れたのだから」
「私、近所の人に、町から出さないでどうするといっぱい話したんだよ」
「次はがんばって」
「市長が替わったが、石山さんも受かればもっと良かったのに。それでこそ市政が変わるだろうに」
「共産党には一人より二人で市政をきちんとチェックしてほしい」
小矢部市長選挙 投票結果
当 選 桜井森夫 12,298
松尾春郎 9,253
計 21,551
小矢部市議会議員補欠選挙 投票結果
当 選 山本精一 13,898
石山忠義 5,943
計 19,841
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