バナー2006年10月15日号
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インテックによる個人情報漏洩事件

小矢部市の個人情報は大丈夫か



 小矢部市は行政情報システム(予算、決算、給与など行政事務をコンピューター処理)整備を、インテックと契約することに決めました(5年間で計6012万5千円)。

 ところが最近、高岡市で精神障害者の個人情報がインターネット上に漏洩し、大問題になりました。業務委託を受けたインテックがシステム改修のテストに実際のデータを使い、その作業をインテックの協力会社の社員にさせ、しかもその社員が自分のパソコンにコピーして自宅のアパートで作業をしていたため、ウィニーでインターネットに漏洩したものです。

 これに関連して砂田市議は、小矢部市では大丈夫かと質問しました。

 市は、@契約では下請けに出さないこと、A委託業者には実データを渡さず、擬似データでシステムの改修をしていること、B実データの取り扱いは市役所内の電算室だけで行っていること、Cデータの紙への印刷は市役所内で行っていることなどを明らかにし、安全だと強調しました。さらに市は、契約通りに実行されているか、抜き打ち検査を実施すると答えました。
 また、住民基本台帳ネットワークにおいて、「平成15年11月から、県において、個人情報の提供先、検索先あるいは提供年月日、利用目的について、本人確認情報の利用および提供の状況の記録の開示ができることになった。」と答弁しました。
 これは自分自身の個人情報について、誰が、何の目的で、いつ利用したかの記録を、本人が申請すれば調べることができるということです。

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