バナー2006年9月17日号
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「目には目を」では何事も解決しない
「憲法九条の会inとやま 」 1周年記念講演会 
       にぎやかに

「憲法九条の会inとやま」が9月3日午後、富山市内で1周年を記念して記念講演会を開きました。  
 会場の明治安田生命ホールには、県下各地より約200名が参加、小矢部市からも「憲法をまもる小矢部の会」の呼びかけ人4名などが参加しました。
 集会では「戦争イヤわいね 九条の会たかおか」と「水橋九条の会」から活動報告がありました。
 どちらも、憲法のよさを学ぶことを重視し、みんなの意見で納得しあったことを楽しく実行している、と活動の一端を紹介しました。
 
 講演が二つあり、はじめにとやま国際大学の彼谷環さんが憲法をめぐる最近の動きを簡潔に紹介し、現行憲法の「立憲主義」を擁護する運動の必要を強調しました。

 『納棺夫日記』の著者・青木新門さんは「なぜ人を殺してはいけないのか―少年の質問に答えて―』と題して講演、政治的思惑からではなく、浄土真宗の宗教的心情から、殺す因縁を作らせないとの決意で、この運動の呼びかけをされたことが言外ににじむ簡潔な講話をされました。結びにはガンジーの言葉を引用されました。
 「『目には目を』では、何事も解決しない。みなさん、武器を置こうではないか」


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