バナー2006年7月9日号
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市設置型 合併処理浄化槽へ 移行を
砂田市議の一般質問より

 浄化槽の清掃料金
       四月より見直し


砂田 3月議会で私は浄化槽の清掃料金について取り上げたが、その結果どのようになったのか。
当局 市としても厳しく指導した。4月より料金の見直しを行い、その明確化に努めている。
年1回の清掃、定期的な保守点検が条件だが、それがされていないものは実費となる。その内容が十分わかるようにPRしたい。

維持管理をきちんとやる
ためにも、設置者への啓発を


砂田 浄化槽の維持管理は、設置者の責任で行うもの。すでに600基を超える合併処理浄化槽が設置されているが、これらの方々が、きちんと維持管理を行うことが環境改善のカギで、今後散居村で公共下水道に代えて合併処理浄化槽を普及していく上でも重要になる。
当局 インターネットで知らせてはいるが、今後ケーブルテレビ、市報などで周知徹底に努めたい。

維持管理も確実で効率的な、
  市設置型浄化槽方式に
          移行すること


砂田 維持管理に市が責任を持つためにも、散居村では市設置型浄化槽方式を取り入れてはどうか。
 浄化槽の設置を町内ごとに計画的に進め、すでに個人で設置した合併処理浄化槽についてはそれを市に寄付してもらい、維持管理を市が責任を持って行う。水質検査やくみ取り清掃も計画的に市が発注し、業者には、市から一括して支払い、浄化槽設置者からは市に使用料を納めてもらう。こうすれば検査手数料や清掃料金の節約も可能になるし、排水もきれいに維持できる。
当局 今年3月に地域再生計画「自然に優しく快適な町小矢部再生計画」(2006〜2008年度)を作った。
 市としては下水道認可区域を公共下水道で整備し、それ以外は浄化槽では個人設置型で整備したい。
 市町村設置型は、一定地域内のすべての世帯を対象に面的に整備するもので、県内では1カ所だけ。地域の要望も含め課題もたくさんあり、今後研究を進めていきたい。

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