バナー2006年6月11日号
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合併処理浄化槽の清掃料金 値下げへ


 このほど、ある方が浄化槽の清掃を申し込んだら、10人槽で7万8750円の見積もりが出されました。これまで10万円前後であったことに比べ、2割以上の値下げです。これは金沢市の業者の料金よりも若干安くなっています。


 3月議会で砂田市議は浄化槽の清掃料金問題を取り上げました。
 当局は「浄化槽の清掃料金は市が決めるものでないが、県環境保全協同組合の標準価格以下になるよう指導していきたい」「その価格は5万円前後(7人槽)」と答えました。また「清掃の状況などにより標準価格より高くなる場合もあるかも知れないが、その場合にはこういう訳で高くなると説明するのがルールだ」、「近隣市町村の清掃料金の実態も調査してみたい」と答えていました。
 これを受けて4月から清掃料金の見直しが行われたものです。

 
  浄化槽の定期点検、清掃実施が重要

 これを機会に、河川の汚染を防止する目標に沿って、浄化槽の定期的な保守点検や、おおむね1年ごとの清掃について、浄化槽を設置している人にその必要性への理解を深めてもらうための行政側の努力や、保守点検業者の資質向上が望まれます。
 また今後の課題として、市設置型合併処理浄化槽方式へ移行することによって、市が責任を持って定期的な維持管理、清掃を業者に発注し、効率的に実施できる方策を探求すべきです。

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