バナー2005年11月13日号
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市議会産業建設常任委員会の報告
土砂災害警戒区域

06年に向けて南谷、子撫、宮島地区を調査

 市議会産業建設常任委員会は7日開かれ、土砂災害防止法にもとづく土砂災害警戒区域の指定ついて当局より説明がありました。市内228ヵ所を順次調査し指定に向けて地区住民への説明会を開いていきます。04年に南谷地区4町内30ヵ所を調査し、今後05年から06年にかけて南谷、子撫、宮島地区で調査する予定です。

その他委員会では次の問題が取り上げられました。

曳山祭りの開催日

砂田市議が提案

市のイニシアチブで、土日に変更できないか

 砂田市議は犬山市での行政視察をふまえ、曳山祭りの日程を土曜、日曜に変更して、働く人が参加しやすくし街の活性化につなげるためにも、市として積極的な働きかけをしてはどうかと提案しました。
 当局は単に関係者と相談してみたいと答えたため、砂田市議は「犬山市では、市が積極的に働きかけて祭りの開催日を4月第一土、日に変更したという。犬山市での経験を市として調べて、もっと意欲的にあたるべきでないか」と再度ただしました。当局は犬山市の経験を調べてみると答えました。

綾子河川公園
砂田市議の主張

実施設計は見合わすように

 N議員が綾子河川公園の現状について質問しました。当局は、完成年度は平成20年度(2008年度)の見込みとして、今年度、公園の実施設計をする予定と答えました。また、盛土に必要な量は10万立方メートルであるが、現在、県道砺波小矢部線の土砂の仮置き場として利用しており、12万立方メートルは入っていると答えました。さらに、砺波小矢部線の工事は県の事業として実施しており、橋を含め780メートルの全体事業費は35億円で、今年度は4億円の予算が付いていると述べました。
 砂田市議は「利用の見込めない河川公園だから、これからとりかかる北陸新幹線の土砂仮置きする場としても使うことにして、公園としての実施設計は見合わせたらどうか」と主張しました。

駅南第三土地区画整理事業
市当局 減歩率は相当高くなる

 I議員が駅南第三土地区画整理事業について質問しました。当局は「地元関係者と7回の協議を重ねており、素案づくりをすすめたい。駅南にある朝日加工工場の一部が駅南広場予定地にかかるため、同社社長に面会したが、今後も話し合いたい。協力が得られるものと思う」と答えました。I議員は「余り減歩率が大きくなると地元のみなさんの同意が難しくなる。減歩率はどれほどか。国、県の助成はあるのか」と再度ただしました。これに対して当局は、「どれだけの範囲を区画整理事業に組み入れるか、どんな設計にするのかが決まらないと減歩率はわからないが、駅南広場をつくるためにも減歩率はこれまでの区画整理事業より相当高くならざるを得ないのではないか」と述べました。
(注)減歩率とは
土地区画整理事業では地主が土地を無償で出し合って、公共用地を生み出し、事業費の一部をまかなうシステムになっています。これまでの石動地区での3つの区画整理事業では、平均25.11%から30.98%の土地を無償提供しています。

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