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署名運動をひろげ、水道料値下げを実現させよう
水道会計は6437万円の黒字
9月議会 砂田市議の一般質問より
水道料の値下げを求めて砂田市議は次の質問をしました。
水道事業 黒字が前年比3倍に拡大
砂田市議 水道事業は黒字なのか。純利益は昨年より増えているのか
当局は2004年度決算にもとづいて6436万9537円の純利益がでていること、これは2003年度に比べて4446万9513円も利益が増えたことを認めました。
砂田市議 有収水量の引き上げる努力はどうか
有収水量とは水道料金を回収できる水量で、漏水を防ぐことがカギです。当局は漏水調査で早期に発見し修繕することに努めた結果、2004年度の有収率は75.7%で、前年度比で2%向上したと報告しました。
「無理のない資本投資計画にしたい」 当局
砂田市議 施設整備が必要だから値下げはできないということを口実にしてはならない。そのためには、整備のすすめ方は財政事情を酌んで長期的、計画的に。また水道水の需要を見極めた計画づくりを。
当局は第5次総合計画好機計画で整備計画を明示すると述べるとともに、「無理のない資本投資計画にしたい」と答えました。
水道料の値下げ
「長期収支見込みをたてて判断したい」 当局
砂田市議 水道料の値下げに努力を
当局は「2006年度の受水単価、受水量について県企業局と協議中であり、小矢部市としては引き下げを求めている」と述べるとともに、水道料の値下げについては「受水単価の決定を見たら、長期収支の見込みをたてて判断したい」と答えました。
産業建設常任委員会
市長も「収益が上がれば利用者に還元すべき」と発言
その後16日に開かれた産業建設常任委員会で砂田市議は重ねて水道料値下げを求めました。
砂田市議 「今日の北日本新聞(16日付)に、高岡市で水道料値下げ署名3840名分を高岡市長に提出したら、橘市長が『みなさんの気持ちを真摯に受け止める。今日明日というわけにはいかないが、収益を利用者に還元しなければならない』と述べたと、出ていた。小矢部市も本会議で議論したように黒字が拡大しているし(高岡市の1億円の黒字に比べ、小矢部市の6000万円を超える黒字は、事業規模からするときわめて大幅な黒字である)、大家市長も収益は還元すべきだと思わないか。」
大家市長は「収益が上がれば還元すべきであると思う」と述べ、委員会に出席していた委員や当局の担当者にも注目されました。発言のなかで大家市長は水道事業会計について修繕費が多すぎた問題を見直したことや、県営子撫川ダムの固定資産税課税漏れを是正したことについても言及しました。
水道料金の値下げを求める会では、9月議会での論議をふまえて水道料の値下げを必ず実現しようと、さらに署名運動をひろげることを呼びかけています。
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