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桜町遺跡周辺整備計画
大家市長 「できるところからやっていくしかない」
市議会桜町プロジェクト特別委員会は15日に開かれ、桜町遺跡周辺整備計画について論議しました。
見通しあるのは桜町遺跡体験・研究棟の2億円分
桜町遺跡周辺整備基本計画検討委員会がまとめた市長への提言について、大家市長は財源の裏付けが必要なので「できるところからやっていくしかない」と述べました。今のところ財源の見通しがあるのは国土交通省の雪国創造事業交付金の対象になる桜町遺跡体験・研究棟の2億円分だけです。道の駅、その他の事業については国に働きかけてはいますが、まだ見通しが立っていません。
砂田市議
長期的視野に立って、将来の市民が発展させることのできる余地を残した施設づくり計画を
これに先立つ9月議会本会議で、砂田市議は桜町遺跡周辺整備計画について、長い目で見た整備計画が重要だと、次のように強調しました。
「こんどの基本計画では、施設のすべてを決めてしまうのでなく、数十年先でも生かせることを展望した計画づくりが大切ではないでしょうか。
桜町遺跡の発掘調査は国道8号線の南側2車線分の調査は終了していますが、北側2車線分、現在、仮に国道として暫定使用している部分の調査はまだです。国道の付け替えや4車線化はまだまだ先の話ですが、その時になって施設の拡充が必要となったときでも、こんどつくる施設の増築で対応できるようにしておくことです。そのためには建物はシンプルな長方形のものにしておくべきではありませんか。
桜町遺跡ブームはすでに収まっています。マスコミでもあまり取り上げられなくなったいま、市の財政状況との整合性も図り、しかも、将来に生きる着実な計画づくりが望まれます。」
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