バナー2005年5月1日号
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高い水道料 値下げは出来る

 「水道料の値下げを求める会」は22日、高岡市本丸会館で水道料の値下げをみんなで実現しよう!と、発足のつどいを開催しました。
 高岡市、氷見市、小矢部市、福岡町の3市1町は、県企業局から子撫川ダムの高い水を必要以上に買わされています。
 県西部は県東部と比べて、5割以上高い料金(高岡は1.8倍、小矢部市は約2倍、氷見市は県下で一番高い)であり、前県知事も県議会で県内の料金格差を認め、料金是正に踏み込む答弁をしていました。
経過報告する砂田市議 一昨年来、県は料金引き下げの署名など住民運動の高まりを受けて、初めてトン当たり95円を90円に単価を引き下げましたが、家庭用料金の値下げに実りませんでした。
 この運動の成果と問題点を明らかにして、より一層幅広い県民運動を起こし、値下げを実現したい。3市1町の住民で「会」を立上げ、秋頃をめどに1万名の署名を集めることを確認しました。
 今年は県との協定を見直す年、企業局の水道事業は黒字続き、単価と協定水量の引き下げは十分可能です。
 事務局から砂田喜昭小矢部市議が経過報告と行動提起をしたあと、意見交換がありました。
「なぜこんなに水道料が高くなってしまったのか」
「公共施設では高い市の水道を使用していない」
「水道メーターの使用料をなぜ支払うのか」
「子撫川から必要以上に買っているとはどういうことか」などなど。
 「会」は発足するにあたって、八尾三紀夫氏(水道料値下げを求める小矢部市民の会世話人)の提案で規約と世話人を決めました。会の代表世話人には、高瀬充子新日本婦人の会高岡支部事務局長、八尾三紀夫氏の2名が選ばれました。
 水問題は、生活に毎日欠かすことができないだけに、県内でこれだけ不公平であることに市民は大きな憤りを感じています。都市間で住環境格差を放置することは許されません。住みつづけたい町の実現のため、署名にご協力を。

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