バナー2005年3月6日号
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アンケートは訴える
「小矢部市は子育てしやすい」と誇れるように
保育所、学童保育の拡充を


 
統廃合・民営化は父母の意見を十分に聞いて検討を

 行財政改革の一つとして保育所の統廃合・民営化が検討されていることについて、父母のみなさんの意見を直接伺いたいと、日本共産党小矢部東部支部は2月13日、若林地区でアンケートを実施しました。
 驚いたことに、アンケートに答えた人全てが市で保育所の統廃合・民営化が検討されていることを知りませんでした。当事者が知らないまま検討をすすめさせるわけには、絶対にいかないと思いました。


 
延長保育に期待が強い
 
「若林保育所が統廃合されるとすれば」との問いに、「賛成」四分の一、「反対」四分の一、「どちらともいえない」二分の一でした。「賛成」・「どちらともいえない」の理由では、統合により延長保育が実施されるのならば賛成という意見がありました。「反対」の理由としては、少人数の保育所のほうが目がゆきとどくという意見がありました。
 若林保育所の延長保育は四分の三の人が希望しており、たいへん強い願いであることがわかりました。
 
 
学童保育も好評
 早く定員増を


 その他の要望としては、「土曜保育の時間を延ばして欲しい」「病後保育を実施して欲しい」、また小学校の学童保育(放課後児童クラブ)について「定員を増やして欲しい」「高学年も入れて欲しい」「午後7時まで児童を預かって欲しい」という声が多くありました。なお、「春休みに実施して欲しい」という声がありましたが、来年度2006年3月には実施の見通しです。
 その後、共産党のアンケート活動を知った方からメールで切実な実情が訴えられました。「学童を希望しているが、決定は3月10日とのこと。定員が少なく、その時点で断られたら仕事を辞めざるを得ない」。

新婦人・さっそく市に要望

 この訴えを聞いた新日本婦人の会小矢部支部ではさっそく3月1日、砂田市議とともに担当部局を訪ね、希望者が全員入所できるよう要望し、努力したいとの回答を得ました。
 両親共働きで核家族の世帯が増えており、学童保育拡充への要望が強くなっています。「小矢部市は住みよく、子どもを育てやすい」と誇れるように、行政が思い切った施策を実行する必要があります。


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