バナー2025年9月号
本文へジャンプ 更新日 2025年9月3日 

コラム  戦後80年、朝ドラ[あんパン]、ウクライナ、ガザ、原水爆世界大会・長崎大会


 戦後80年。朝ドラ『あんパン』、『とと姉ちゃん』も戦中・戦後を描いて、戦争は絶対ダメと。
 人類は二つの世界大戦で数千万人の犠牲の上に、戦争を避けるために国連憲章、国際法をつくってきた。日本も主権在民、戦争放棄の平和憲法。
 しかし、今もロシアのウクライナ侵略で多くの人が犠牲に。ガザではイスラエルによって6万人を超える民間人が殺害され、子どもたちが飢餓で命を奪われている。
 ウクライナには国連憲章、国連総会決議にもとづく「公平な和平を」、イスラエルの戦争犯罪を止める国際的制裁、パレスチナ国家の承認が急がれる。日本政府もイギリス、フランス、カナダに続けと国民も声を上げようではないか。
 「核の危険」もかつてなく懸念されるもとで、広島と長崎で開かれた原水爆禁止世界大会。核兵器禁止条約の推進が誓われた。
 核禁条約の国連会議ではキューバ危機など過去の歴史をふまえて「核抑止が失敗する可能性には疑いの余地がない」と。広島県知事も「核抑止の維持に年間14兆円超が投入 」、「その十分の一でも、核のない新たな安全保障のあり方を構築するために頭脳と資源を集中」をときびしく抑止力論を批判。
 一方国内で「核は安上がり」、「アメリカの核の共有」などと危険な議論も目につく。
 このとき、原水爆禁止世界大会に参加した若者たちは希望の光だ。


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