コラム あなたも日本共産党に
年末に日本共産党に加わった方を歓迎する支部会議が、新年早々に開かれた。支部長から「『新しい戦前』にしないために、ともに力をあわせていきましょう」と歓迎のあいさつ。
みんなも共産党員として歩んできたそれぞれの人生を語った。「会社に2つの労働組合、一つは会社側の意向に忖度する労組、もう一つは働く人のためにたたかう労組。労資協調の組合を抜け、たたかう労組に加わったら、小さな職場に配転させられた」と。
4年前に入党した若い方「何のためにたたかうの?」。先輩たち「働く環境を良くするためだよ」。若い人「食べていかないといけないから、会社に従わざるを得ないのでは。たたかうというと、職場の人たちと仕事を上手く進められるの?」。先輩たちが口々に「仕事はみんなの模範になるようにがんばったよ」。「会社から不当に攻撃されないためにもね」。「まわりから信頼されて、たたかう労組に何人も加わったよ」。
昨年は日本共産党創立100周年。小矢部市内にも戦前農民運動をたたかった方もおられた。党富山県委員会の結成総会が市内の民家で非合法で開かれたと耳にしたこともある。共産党が小矢部市議会で初議席を得たのは1970年、大森北治氏である。草の根のネットワークが魅力だ。
岸田政権の軍拡路線に、河野洋平元衆院議長をはじめ自民党の重鎮たちが声を上げている。「戦わないために何をするか、深刻に考えるべきだ」と。
『新しい戦前』にしないために、共産党は良識ある方々とも手を携えていきたい。あなたもぜひこの党に加わり、『新しい戦前』にしない草の根の力を強めてもらえないだろうか。
補足
党富山県委員会の創立総会について1931年8月26日、石動町畠中の杉沢宅と、「富山県戦前社会運動史」・内山弘正著にでていました。
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