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本文へジャンプ 更新日 2013年10月31日 

コラム  藤原紀香が秘密保護法案にもの申す


 藤原紀香が「特定秘密保護法案」に反対を表明したと聞いて、本人のオフィシャルサイトを覗いてみた。9月13日のブログに「秘密保全法案って?」とあり、「国が‘この案件は国家機密である’と決めたことに関しては、国民には全く知らされないことになり、放射能汚染、被爆などのことや、他に、もし国に都合よく隠したい問題があって、それが適用されれば、私たちは知るすべもなく、しかも真実をネットなどに書いた人は罰せられてしまう とても不安です(>_<)

 この後、公安警察が彼女の背景を捜査したとあった。田原総一郎もブログで秘密保護法は「危険な法律」と書いているが、何が秘密かは誰も知らない、現場の警察官も知らない、警察が「これは秘密保護法に抵触する」と判断すれば捜査することになる。

 さらに恐ろしいことに、国会議員が衆院安全保障委の「秘密会」で知った情報の是非を専門家に相談したら、懲役刑になる。「秘密会」を開かないと、政府は国会に何も報告しないで済む。日本は「三権分立」の民主主義国で、国会は国権の最高機関だと習ったが、これが通ると、戦前日本のように「大本営」発表がまかり通り、政府に都合の悪いことは隠される。


 世論調査では
ここにきて国民は過半数が「反対」、「今国会にこだわらず、慎重審議を」が82%となってきた。ぜひとも廃案にしたい。

 藤原紀香の一言も世論に影響を与えたのだろう。彼女の勇気を称えたい。このブログに15万人以上が「いいね」を押していたが、私もその一人となった。

 

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