バナー2010年4月4日号
本文へジャンプ 更新日 2010年4月4日 

米軍普天間基地は無条件撤去しかない

  「緊急連絡。運動場に飛行機が落ちました。先生の指示に従い1年生から3年生は児童センターに避難してください …」と、普天間第二小学校で米軍機墜落を想定した避難訓練が行われていることを、参議院予算委員会で日本共産党の仁比議員が告発しました。

 新基地は作らせないと辺野古浜のテントで13年以上も座り込みをして闘っている人たちがいます。その日々の出来事と穏やかな海の写真をインターネットで「辺野古浜通信」に毎日書き込んでいます。「3/16 8時、戦車。浜を走ります」「3/17 朝7時から実弾射撃の音が響いています」「3/24 海を穢し続けている大きな揚陸艦、戦車が10台以上シュワブの浜に向かっています」などなど。基地の島沖縄の苦しみは、小矢部では計り知れないものがあります。

 政府は、普天間基地の移設先探しに右往左往したあげく、総選挙中の約束に反して結局は沖縄に新しい基地を作ろうというのでしょうか。ワシントン・ポストは、海兵隊のグアム移転による「基地計画に地元グアムで怒り」と報道しました。沖縄で危険でいらないものはどこへいっても危険でいらないものです。

 「先祖から受け継いだ命が一番大切なもの。静かで安全な暮らしがほしいだけ。それを壊すもの・戦争につながるものとは闘い続ける」と、テント村のおじいは話していました。

 イラクやアフガニスタン戦争へ行くための海兵隊・基地は日本のどこにもいりません。憲法9条を持つ日本は軍備による抑止力でなく、政治の力・話し合いで平和を築くことに力を注ぐべきでしょう。第2の普天間第二小学校はつくらせたくありません。
  (TE)


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