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バナー2008年1月号
本文へジャンプ 更新日 2008年1月13日 

 ガソリンの高騰を機会に、エコドライブに挑戦してみた。ずっと先の信号を見て赤だと、クラッチを切り慣性走行する。明るいうちは長い赤信号でエンジンを切る。自宅の150メートルほど手前でもエンジンを切り惰性で帰る。
 私の車は20万キロ走った古い軽トラだが、その結果、節約できたガソリンは週に約2リットル、金額で300円だ。
 共産党は1月6日、ガソリン税の暫定税率(本則の2倍)廃止を提案。実現すれば1リットル25円の軽減に。政治を変えれば、私の場合、1週間で約30リットル使うので750円も助かる。
 自民党・公明党はそれでは、道路が造れなくなると脅している。
 しかし、ガソリン税の使途を道路に限定していることが問題だ。5兆円の道路特定財源を使い切るために、2000年度、国・県の予算が付いたからと、市内新富町で街路拡幅事業に着手した。そのため2割の家が立ち退きで町内から出て行った。街の活性化に逆行ではないか。
 今度は駅南土地区画整理事業で都市計画道路をつくるという。
 国道8号線立野〜芹川間の拡幅も本当に必要なのだろうか。能越自動車道福岡IC〜高岡IC間を無料とし8号パイパスにすれば、うんと税金の節約になる。
 北極の氷が溶け、異常気象に自然災害の続発。地球温暖化対策は待ったなしだ。その先進国ドイツではマイカーから公共交通へシフトしている。日本では、ムダな道路を作り続け、車が売れ、トヨタが史上空前の利益を上げている。環境への影響が心配だ。
 エコドライブなど個々人の努力に終わらせず、税金の使い方を見直し、環境に優しい社会をめざすことが21世紀の大課題。今も横に「溶けるヒマラヤ」の記事がある。



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