2001年9月11日のニューヨーク世界貿易センターへの自爆テロは世界中の人々に衝撃を与えるものでした。
自爆テロを行ったイスラム教徒は唯一の神を奉じ、自らの行為を正義と信じています。
敬虔なプロテスタント教徒である米国のブッシュ大統領は、彼らテロ集団を一網打尽にしようとしています。
イスラム教徒とユダヤ教徒、キリスト教徒間の争いは今に始まったことではありません。
唯一の神に敵対する存在は悪魔であるとする考えは、悪魔は殺してもよい、殺すことが神の命令だとする
聖戦の論理を生み、異教徒間の争いを際限の無いものにしています。
科学的合理性を問わず、唯一の神の存在を教える宗教・人間集団こそ争いの元凶ではないのか?
わが国にもオーム真理教のような不合理な宗教に身を投じ、殺人という凶悪犯罪を犯しながら
自分達が正しいと信ずる集団が存在します。
「正義とは何か?」
多様化、混乱している正義の内容を統一出来なければ争いに終止符は打てません。
「真理」即ち誰人も否定できない
「時間・空間を超えて適用できる宇宙普遍のルール」の存在を教え、
不合理な宗教を奉ずる人達の精神構造を変えることこそ、
21世紀の緊急且つ不可欠の課題ではないでしょうか?
現代科学の成果を踏まえ、宗教、哲学の意義を考えて行きたいと思います。
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