◆◆◆赤泊民話語りの会◆◆◆ 民話の里作り事業を進めている中で、平成3年から「語り部教室」が発足。「むかし」 を語る「語り部」を育成しようと言うもので、現在7名の語り部が誕生しました。 いずれも佐渡民話の会に所属し、島内の学校や福祉施設への「出前語り部」を行なうなど、民話の伝承に日々奮闘しています。 今は消えてしまった囲炉裏を囲み、地元に伝わる民話を中心に、赤泊弁とユーモアたっぷりの語りは、忘れかけていたふるさとのむかしを聞かせてくれます。 |
佐渡の市町村の取り組み
最も積極的に民話に取り組んでいるのが赤泊村です。 <赤泊村> ふるさと創生事業の一環として、「民話で村おこしを」を合言葉に、赤泊演劇研究会、赤泊民話語りの会、コーラスグループリトルかたつむり、御番所太鼓の会、古民謡グループ山田やまびこ会を作り、民話に取り組みました。現在村では民話の本を8冊出版していますが、その内5つの民話に関する像を作り、村の各所に配置して、通る人を和ませてくれています。
<両津市> 現在民話の本を5冊出版。
<金井町> 最近民話の本を1冊出版。
佐渡には全部で10ケ市町村ありますが、総じて民話は盛り上がりを見せています。各市町村では佐渡の語り部を招いて講演会や民話を聞く会を催しています。
民話の試験
佐渡には1,200位の民話があると言われています。「鶴の恩返し」の原型といえる「鶴女房」、安寿と厨子王の「山椒太夫」などは皆さんも知っているのではないでしょうか。 人前で完全に5話語れると1級 10話 2級 15話 3級 20話 4級 25話 5級 30話 初段 現在5名います 60話 2段(準師範) 90話 3段(師範) 100話 名人 となります それぞれ認定証が与えられます。皆さん100話語りを目標に頑張っています。
それでは何処で民話が聞けるのでしょう
@定期観光バス 「いわゆり」コースに乗ると夕鶴の里で民話が聞けます。その他に尖閣湾、 大野亀、二つ亀などきれいな景色が堪能できます。
A島外からカーフェリーのバスを乗せて持ち込む場合、島内ガイドの佐渡汽船スチュワーデス が乗り込む場合が多いようです。コースやスチュワーデスにもよりますが、島育ちのガイドが 佐渡の民話を語ってくれます。
B毎年単発のイベントがあります。
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