４月１日、衝撃！の再結成記者会見から、すでに１か月を経過、もうすぐ待望のコンサートツアー開始ですね。今日は、今回の再結成に関連したよもやま話です（＾＾）
ＰＬ再結成決定！と聞いて、期待するところは、ファンの方によってまさに千差万別なんでしょうね。最も多いというか、最大公約数的には、「『ＵＦＯ』『サウスポー』など有名曲を歌って踊る姿を見たい。（自分も踊りたい？）」でしょう。
ちょっとマニアになれば、「『マンデー』とか『ＫＩＴＤ』など後期の曲やＢ面曲は、どれくらい披露？」となりますか。
また、私みたいに人間ミーちゃんケイちゃんに興味あるもの（超マニア？）からすると、更に加わって、「お二人がどんな会話（ＰＬマニアの心に響く？）を披露？」となりますね。
そうした意味で、お二人の共演が実現したゴールデンウィーク中に放送されたＮＨＫ−ＦＭ番組は、良かったですね。この番組、ミーちゃんがレギュラーのパーソナリティーなんですが、その番組にケイちゃん（と松崎しげるさん）がゲスト出演だったのです。そして、期待どおりの「マニアの心に響く会話」があったのが、何よりうれしかったのですね。「いったい何？」と言われそうですが・・・
それは「呪いの館」（ケイちゃんが「大きな声では言えないけど『呪いの館』と呼んでたじゃない。」）のお話だったのです（＾＾）このＨＰをご覧の皆様なら、ご存じでしょうが、ＰＬは上京後２年間、事務所の方の家で下宿？生活をしていたのですね。その時のエピソードを、このラジオ番組でお二人が披露してくれたのですが、これが、爆笑というか苦笑というか、考えさせられるというか、マニア心をくすぐる内容だったのですね（＾＾）
まずは、食べ物の恨み？というか。夜、帰ってきて「おばさんご飯は？」に対し「マネージャーに食べさせてもらったんじゃないの。無いわよ。」と言われ、ケイちゃん「ミーちゃんおなかすいた。ミーちゃんおなかすいた。（涙）」
ミーちゃんが食堂に忍び込んで、ケイちゃんのために食パン１枚を調達してきたそうです。（ちなみに、ケイちゃんデビュー当時、食パン６枚を一気に食べていたこともあったそうです（＾＾））
またある日は、帰ってきて、肉を焼くいい臭いがするので、お勝手から入ったら「これは猫のえさ！」と言われたり（＾＾；）食べ物の恨み？は、２５年以上たった今でも鮮明なんですね。「マネージャーのケーキ買い出し事件」？もありましたね。
他にも、毎朝、出る前に廊下や庭の掃除をしていたこと（これも大変ですね）。夜遅く帰ってくると、おばさんに「ボイラーの音がうるさい。」と言われるので、風呂に入れず、銭湯に通った（行かされた）こともあるというのです。銭湯が閉まっていて、冬に水道の蛇口で髪を洗ったこともあるとか・・・ファンには涙の物語。その他、ケイちゃんが、おばさんのシャンプーを使って怒られたり、ミーちゃんの「ごへいもち？事件」とか、いろいろあったようです（＾＾；）この下宿生活、デビュー間もない頃の雑誌のグラビアなんかでも、よく取上げられましたし、１９７７年春の近代映画のＰＬ特集号なんかでも紹介されてましたので、「お二人で和気あいあいの下宿生活」のようにも写っていたのですが、見えない苦労はいろいろあったのですね。そうそう「スターどっきりマル秘報告」の寝起きを襲うコーナーも、この下宿生活時代（２段ベッドを切り離して横に並べていた頃）でした。
もう一つ、マニアの心に響くというと、こちらもＮＨＫさん先日のテレビ「スタジオパーク」です。こちらも、お二人揃っての出演だったのですが、なんとクッキー時代（高校時代）の私の見たことの無い写真！！が紹介されていたのです。クッキー時代の写真というと、親衛隊さんＨＰで紹介されているホットパンツ姿のが有名です（２０００年にテレビでも紹介された）。今回披露されたクッキー写真は、上はブレザーにネクタイ、下は赤いミニスカートでした。そして、写真の紹介と共に、衣装に関して注目すべきご発言もありましたね。ＮＨＫアナの方が、写真を見ながら「すごいミニスカートでしたね。そういう時代だったのでしょうか。」と言ったのですが、それに対してのケイちゃんのご発言が注目です。「ＰＬになったから、ミニをはいたのではなくて、もともとミニスカートとかホットパンツとか大好きだったのです。」これは、クッキーからＰＬへの衣装の連続性を示すものとして重大発言でしたね。ここまで、踏み込んだ発言も珍しいのではないでしょうか。
ミニと言えば、今回の再結成でもお二人はミニを強調していますね。発売中の新曲「テレビが来た日／モンスターウェーブ」のジャケット写真も、コンサート告知ポスターと同じ「全身写真でミニ姿」でした。考えてみると、ジャケットで「全身写真ミニ姿」というのも、ＰＬ時代以来（後期の曲では無かった）久し振りの印象がありますね。それから、ＣＤ店で並んでいるこのジャケットを見て、しみじみ思ったのですが、（年齢のことを言っては失礼ですが）４５歳という年齢でこんなジャケ写が採用できるのもホント「ＰＬならでは」ですよね。
今、その「テレビが来た日」にはまっているのですが（＾＾）、作詞の阿久先生によると「ＰＬがいちばん歌いそうにないスタイル」だそうですね。確かに「みんなのうた」というか「童謡」のような感じで、ＰＬ特有の刺激的な歌詞が全くといっていいほど無いのが特徴です。３番に「大相撲」を入れてＮＨＫさんへのサービスもしっかりあり（＾＾）？ただ、作・編曲が都倉先生ということもあって、曲的には、サビの盛り上がり方とか、にぎやかな間奏とかは、ＰＬ時代を踏襲しているようにも思えます。皆さんは、どう思われますか？コンサートでは、ＣＧとは別の振り付けが披露されるのでしょうか？こちらも注目ですね。
早いもので、４月の記者会見から７か月、６月の中野サンプラザから５か月が経過。２年にわたるＰＬ再結成ツアーは、ファンの熱い応援・期待のなか、まさに現在進行中です。今日は、再結成活動について、あれこれと・・・
実は今回の再結成について４月の記者会見を見た時に「私の予感は当たった！」と、ひそかに思ったのでした。というのは、昨年８月にケイちゃんがラジオ出演した時、婉曲表現ながら再結成について示唆しているように直感していたのです。それについては、「ケイちゃんケイちゃん！」デビュー記念日にラジオのケイちゃんを聞きながら「またＰＬの再結成はないんですか？」に対するケイちゃん発言を見てください。おそらく当時は、まだ再結成に関して内内定段階だったんでしょう。その後、昨年の１１月に、女性週刊誌で宇崎竜童さんとケイちゃんの対談記事があり、「子供の予定は？」に対してケイちゃん「それは、つくらないことに決めたんです」とあります。これを見て、私は、「プライベートな理由だけでなく、芸能活動面（再結成活動）からもケイちゃん決断したのかな」と思ったものです。そして、その記事の１か月後、昨年１２月にあの「再結成内定」のスポーツ新聞記事という展開でした。確か今年４月の発表では、１年半前くらいから、再結成ツアーについて打診していたようです。ミーちゃん・ケイちゃんへの打診から内定そして決定まで、いろいろ
な段階があったのでしょう。お２人にとっては、いろんな意味で、解散の決断とおなじくらい重いものだったのかも知れません。
さて、ネットの時代とは大変便利なもので、検索サイトでキーワードを「ピンクレディ（あえて正式表記でなく） コンサート」などと入力してみれば、膨大なサイトが現れます。その中には、個人の日記風なもので、今回の再結成ツアーを詳細に語っているものが多く見られます。まあ、ネタバレということもあるので、「ＨＰを見てからコンサートを見るか」「コンサートを見てからＨＰを見るか」（なんか角川映画と角川文庫？の関係みたいです）その選択はファンそれぞれということでしょう。感心するのは、そんなネタバレのコンサート体験記、皆さんなかなか表現力豊かなことです。思わず引き込まれるというか、臨場感あふれるというか、プロの物書き顔負けのものが多いのですね。（あるいは、プロが書いているのもある？）
そんなネット上のＰＬコンサート体験記を読んでみて、共通するのは、「スタイルがいい」「昔より踊りが激しくなっている（ＵＦＯのおみ足水平上げに言及している方多し）」「衣装が昔と変わらない（大胆さに驚嘆している方多し）」「ＭＣが面白い」などなど。
衣装に関して言えば、ＰＬ時代のミニ路線を踏襲しているわけですが、驚嘆した方が多いのは、ホットパンツとブラの衣装。「ほとんどビキニ」と表現している方もいましたが、これには私もビックリです。この衣装、ＰＬ時代のコンサートでは定番（テレビ披露のＡ面曲では「波乗り・・・」の衣装が近い）でしたが、再結成ＰＬが披露されるとは、夢にも思っていませんでした。こんなセクシーな衣装が違和感なく、少しもいやらしくなく着れてしまうこと、改めてお２人のスゴサを実感したわけです。
ＭＣに関して興味深かったのは、「もともとケイちゃんはおとなしい」と信じていた方が結構多くて、今回のツアーでのケイちゃんの炸裂？トークに「ケイちゃんて本当はこんなに面白いの？」というもの。まあ、ＰＬ時代からのディープなケイちゃんファンなら、周知の事実なのですが、ケイちゃんの見方が変わった方も多いようです。
最後に、今回の再結成は２年に渡る長いもの。
私の願いは「節目節目で様々な話題づくりをして、再結成をアピールしてほしい」ということ。新曲のテレビ披露、Ａ面曲を網羅したビデオ・ＤＶＤ発売、新たなＰＬ本の発売なとなど、とにかく、いろいろやってほしいのです。そして、できれば、リアルタイムでＰＬを知りながら、ある種ＰＬに先入観を持っていて、今回の再結成を冷ややか？に見ている方々にも、「何かＰＬの良さをアピールできるもの」が表現できたらと、切に思うのですね。