ピンク・レディ−再結成活動について考える

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再結成雑感2002.6.23

今日は再結成について、よもやま話です(^^)
衝撃の2000年紅白再結成から、早1年半が経過しました。1996年「再会」以来5年連続で実現したPL再結成も、区切りの時を迎えているようです。ただ、区切りはあくまで区切り。次のステップ=再結成への準備段階であってほしいと切に願うものです。

今思うのは、「1996年から連続5年の再結成は何であったのだろう?」ということです。
細かくみると、1996年から翌年1997年は「再会」という名の本格的再結成。そして1998年から2000年までは、12月テレビ番組での1回限りの再結成です。「再会」については前にも書きました。後3年の再結成は、1998年から12月29日・30日・31日と1日ずれながら、1年間隔で実現した再結成です。注目すべきは、この3年間の再結成。新曲・公演なしのテレビ出演のみの再結成ですから、本格的再結成とまではいきませんが、ファン以外の世間一般も含めて衝撃度・注目度は高かったようです。
特に紅白の反響はすごかったですね。なぜなのでしょう?
それはファン以外の大方の懸念(40代になってできるの?)を裏切って、「現役時代よりPLらしいPLを見せてくれた」からではないでしょうか。簡単に言えば、「PL時代より振り付けも衣装も大胆になっていた」ということです。振り付けでは特に「UFO」の脚を上げるところなんか顕著ですね。それともう一点、PL当時は「ケイちゃんの振りがおとなしい」とよく言われたものでしたが、最近ではケイちゃんがより激しくなっています。日頃のバレエの成果でしょうか。
次に衣装ですが、1998年からの3年の再結成は全てホットパンツでなくミニスカでした。そして、この衣装もPL時代には見られないほど大胆なものでした。まず1998年のものはミニスカの裾(というのですか?)がスダレ(「波乗りパイレーツ」のスダレを思い起こさせる)のようになっていて、中が見えそうでとてもセクシー。1999年と2000年のものは、デザイン的には似ているのですが、腰骨までの深いスリットがこれまたセクシー。いずれもPL時代の衣装をリアルタイムで見ていた者にも、衝撃を与えるものでした。
こうした意味で、大方の予想「PL時代よりおとなしい歳相応の振り付け・衣装」を見事に裏切って、素晴らしいものを見せてくれたのですね。

さて、冒頭の問い「1996年から連続5年の再結成は何であったのだろう?」に戻ります。5年のうち最初の足掛け2年の「再会」のテーマは「2人の原点=クッキーにさかのぼる」というものでした。そして、「再会」のテレビ出演で、「再会」後の再結成について、「やりたくなったら、やっちゃおうか」という発言もありましたし、「再会」終了数か月後には、「節目節目で再結成できたら」というものもありました。そうです。もう、お分かりでしょう。1998年から3回の再結成は、このお2人の発言「やりたくなったら」「節目節目で」に沿って実現したものではないでしょうか。

それでは、今後の再結成は?となりますが・・・
2000年紅白出演決定の頃「区切り」が一部マスコミで報道されて、動揺が広がったようです。
ただ、私の勝手な思い込みでは、「再会」以来お2人のお気持ち「やりたくなったら」「節目節目で」は、そんなに変わっていないようにも思えるのです。ですから、今後の再結成にも大いに期待しているのですね。

昨今はベテランの方でもベスト盤を出したりで、全体として音楽業界(CDの売れ行き)は不況のようです。主な購買層である10代の嗜好が変わったとか、需要側の要因にする向きもあるようですが、私にはいろんな意味で供給サイドの問題のように思えます。まして、これから少子化の影響で10代の人口は減っていくのでしょうから、益々大変ですよね。業界としても中高年層に受け入れられるものが、求められているのでしょう。
そんなCD不況の中でも、是非再結成PLとして新曲を出してほしいのです。PLならば、世代を超えて訴える新曲を披露できるのではと、期待しているのです。
そうです。こんなCD不況の時代だからこそ、世代を超えて愛されるPLの存在意義が高まっていると、言えるのではないでしょうか。また、個人的には、PL時代に道半ばで終わった「大人のPL路線」を是非見せて、「PL=子供のアイドル」という一部の汚名?も返上してほしいのです。


祝・2003年再結成ツアー内定2002.12.15

つい先日、外出先で偶然手に取ったスポーツ新聞。紙面を開くと見慣れた2人の写真が。そして見出しを見ると!!「ピンクレディー復活」!(・がない!)思わず新聞を持つ手が小刻みに震えた(^^)・・・「ショックーショック!OH!OH!OH!よろこびのOH!」

そうです。皆さんご存じのとおり、某スポーツ新聞によると、2003年から2年越しのPL復活ツアーが「内定」したようです。詳細の決定は、これからのようですが、是非是非、盛大なPL復活ツアーの実現に期待したいと思います。このような企画を出していただいたことについて、お2人と関係者の皆さんに、この場を借りて深く感謝したいと思います。2000年紅白で再結成も一区切りという見方もありましたが、意外と早く再結成のお話が出てきたことに、手放しで喜んでおります(^^)

さて、今回のPL再結成で思うのは、「(私も含めて)ファンの欲望には際限がない」ということと「ファン以外の世間は冷たい」ということですか。
まず、「ファンの欲望には際限がない」・・・大方のPLファンは、再結成内定を喜んでいると思うのですが、公演の伴う再結成は、過去1984年、1990年、1996〜1997年と3回あり、今回で4回目となるわけです。当然、ファンの期待するところも大きくなっていると思うのです。「アゲイン」よりは「再会」、そして今回は「再会」を越えるものを・・・と。
私の勝手な希望を言わせてもらうと、「PLオリジナル」にこだわってほしいということ、「マンデー」など後期の曲もじっくり聞きたいということです。時間の関係でメドレーとなることが多いのですが、やはりPLの代表曲(=メガヒット曲ではない。何をもって代表曲とするかは意見の分かれるところですが)は、時間をかけてじっくり聞きたいと思うのです。それに加えて「部屋を出てください」や「恋のレッスン」などお2人の記念碑的な曲も是非聞きたいですね。
それから、スポーツ新聞を見て気になったのですが、かなり女性ファンを意識しているようですが、男性(今やオッサン?)ファンもお忘れなく。そして、復活PLのテレビ出演も、ツアーに行けない方のために、是非たくさんお願いしますね。

次に「ファン以外の世間は冷たい」・・・「また復活?」と、突き放した見方、これが大方の世間の見方でしょう。「外野はほっておけば」の意見もありましょうが、せっかくの本格的復活です。ファン以外もうならせる何かがほしいですね。
超ミニ衣装を披露した2000年紅白では、ルックスというかプロポーションで、世間の賞賛を浴びました。この点2003年再結成でも、ミニルックで賞賛は間違いないでしょう。ということで残るポイントは「新曲の出来」だと思うのです。「えっ?これがあのPL・・・すごい!」と思わせる新曲を期待したいのです。当時のアンチPLも振り向かせる「大人のPL」、そして当時の「歌謡曲の良さ」を感じさせる新曲が出来ないものでしょうか。是非期待したいですね。

2003年復活に大いに期待しつつ、このへんで。


ついに2003年再結成実現へ!2003.3.16

ここ1か月ほどの間に、テレビ・新聞・HPなどの媒体を通して、2003年PL再結成の姿が、具体的に現れてきましたね。親衛隊さんHPや公演事務局さんHPを見ると、いくつか公演の日程も決まったようです。また、ツアー・タイトルも1979年・1980年・1984年が、一挙に押し寄せてきたような感じで、長年のPLファンにとっては感慨深いものがありますね。再結成の期間も、年をまたいで長くなるようで、今までに無い本格的再結成を予感させます。ご承知の通り、当HPは開設以来、「PLの本格的再結成」をメイン・テーマとしてきました。(もう1つのメイン・テーマは「ケイちゃん」)それが、まさに実現されるということで、本当に夢をみているようですね。

公演があるPL再結成は過去にもありました。すごいのは、1984年、1990年、1996年〜1997年、そして今回と、年を経るにしたがって、より大規模な再結成になっていること。改めてPLのパワーを感じますね。
新曲「テレビが来た日」がいきなりNHK「みんなの歌」で流れるというのも驚きです。振り返れば、PL再結成というとNHKさん(なぜか急にさんづけです)との関わりが、結構大きいのですね。1990年、1996年ともに再結成発表の舞台がNHKさんでした。今回もそうなるのでしょうか?
そして、阿久先生・都倉先生の黄金コンビの復活、これもまたファンにとって、うれしいことですね。新曲のレコード会社は、テイチクとのことですが、これはかなりのファンが(飯田社長との関係で)予想していたのでは?私も「やはり」という感じでした。新曲の制作に関しては、「PL時代そのもの」が復活したような感じです。

再結成に関して、マスコミ報道があった今、注目されるのは、お2人から今回の再結成について、どんなコメントがあるのか、そして、公演その他の再結成活動の中身となりますね。お二人のコメントというと、1990年の「ウルトラマンのように地球の要請があるときに」、1996年の「ベストパートナー」などが印象深いところですが、今回のキーワードは如何に?
再結成の中身は、今のところ、新曲と公演が明らかになっています。希望を言わせてもらえば、せっかくの長い再結成ですから、新曲は複数出してほしいし、公演以外にも、テレビ・出版・CD・ビデオ・HPなどあらゆる媒体を通して、PLをアピールしてほしいと切に思います。PLをリアルタイムで知らない若い世代・当時PLに興味がなかった層にも、PLの魅力を広げてほしいですね。


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