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南無道場(お寺)は人間道場です。
薪を拾い、火をおこして湯を沸かし、飯を炊く。種を撒き 育て 収穫する
。こうした、手順を体験し、人は人間になってゆきます。野外で働き、雨の日に
は書に学ぶ。これが人間にとって自然な生活です。
南無道場では、こうしたことを色々なカリキュラムを通して体験しながら私
達の生命(いのち)の足元を見つめ、生きてあることの神秘と不思議を感じても
らいます。
生きることに疲れた人、とりあえず一休みしたい人、発展途上の青少年など
のご利用をとくに望んでいます。 |
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妙厳寺は南無道場(人間道場)ということで、檀信徒あるなしにかかわりなく
ひろく大勢の人々に利用してもらうようにしています。
房総半島の中央部に位置し、都心から二時間ほどで来れて、しかも原始の自然
がそっくり残っているような環境の中にあります。
人間も自然の中の生物の一つにすぎないのですから、あまり人工的なものに
囲まれて生活していると息苦しくなり、おのずから緑と自然の豊かなところに身
をおいてみたくなります。ゴールデンウィークやお盆休みなどに都会から脱出す
る人々が集中する交通機関の混雑ぶりは異常で、これはもう自然に餓えた現代人
の生命体の生理的欲求、いのちの叫びのように感じられます。
南無道場は規則正しい生活のリズムに合った健康的な生活を基本としていま
す。しかし、その中でも利用者が自主的に行動する時間をなるべく多くして、各
人の興味と関心にそった方法で自然の息吹に触れてもらうよう心がけています。
一人でも多くの人が、豊な自然の中で、人間が存在していることの大本に気
づき(命の不思議を感じる)、心身ともにリフレッシュしてくれるよう望んでい
ます。そしていのち≠ェキラキラ輝き、充実した日々、充実した人生を送ってくれることを願ってやみません。 |
道場主 野坂 法行 |
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時間 |
生活 |
6:00 |
起床・作務 |
7:00 |
朝のお勤め |
8:30 |
体操 |
8:45 |
朝食 |
10:00 |
作務(境内の掃除) |
11:00 |
昼食準備 |
12:00 |
昼食 |
13:30 |
各種作務(農作業、外清掃、陶芸、草木染め、ボランティアなど) |
16:30 |
坐禅と唱題行 |
18:30 |
夕食 |
19:30 |
入浴 |
20:00 |
自主学習 |
22:00 |
就寝 |
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南無道場では、普段の生活をともにする意外にも、講演会や一日体験など様々なイベントを企画しています。詳しい情報はこちらをご覧下さい。 |
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