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クロツラヘラサギを守ろうDAY in 博多湾
■ 牧の鼻公園 ■



牧の鼻公園
車で30分程度で福岡市東区の「牧の鼻公園」に到着しました。
牧の鼻(地図上の白い場所)からは、和白干潟(@方向)と人工島(A方向)を見学します。
@の文字の所が和白干潟になります。
Aの文字の所が人工島です。

和白干潟
この日の時間帯は引き潮で満潮に近かったこともあり、干潟全部を見ることは出来ませんでした。
干潟に集まる鳥は、満潮時にもいるわけではありません。干潟の鳥達は満潮時には近くの田圃や畑・林で休憩します。 その後背地があってこそ鳥は干潟に集まるのです。
ここ和白干潟は、干潟・葦原・松原と続く日本でも残り少ない三拍子揃った場所なのですが、 残念ながらこの和白も干潟だけでなく後背地も年々少なくなってきています。
..この日、和白干潟ではクロツラは見られませんでした。

人工島
牧の鼻公園を西側の海岸側に抜けると目の前に人工島が広がります。
あぁ..なんでこんな能古島と同じくらい大きな物を博多湾に作らないといけないの? 大きいですからね、遠くは霞んで見えないくらいです
人工島の和白干潟寄りの工区は、まだ完全に埋め立てられておらず、人工の干潟みたいになっています。
干潟のまん前にこんな物作ったら、海流が変わるじゃないの!
じわじわと干潟が蝕まれていくような氣がしますし、現に水質の悪化等の影響が出ているようです。
できればこの工区の堤防を一部開け、このままの状態にしておくと、だんだん人工の干潟もそれなりに干潟らしくなり、少しは人工島も役に立つのではないかと思うのです。
現に今は少なくなった後背地の代わりとして様々な鳥達の休息の場・餌場となっているようです。
でも、海流をふさいでしまうことには変わりないですね...

この人工島を今後どのようにして行くのか、行政任せでなく自分たちのこととしてもっと関わって行きましょう。
行政も、ここまで使い道のない人工島の取り扱いに困っているでしょうから、どんどん提言をして行きましょう。

お花見
さてさて、昼食の時間です。
天気も良いし、桜の花もほころんだ福岡では、花見も良いものです。
みんなで食べて、いろいろな事を聞いて、繋がって行けると良いなと思ったのでした。

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和白干潟の様子
1980年以降、和白干潟一帯で220種が観察される。
それらの内には、環境庁レッドデータブックの絶滅危惧種が1種、危急種が10種、稀少種が19種、 IUCNレッドリストの絶滅危惧種が2種、危急種が4種、稀少種が2種、不確定種が2種含まれる。

干潟面積:80ha
最大干出幅:約600m
(博多湾市民の会HPより)
 
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