9月15日(祝)晴れ タコ足星人の逆襲
葛がはびこっているのはわかっていたのです。でもここまでひどいとは・・・、まるで葛畑です。
今まで、根があればそこだけ掘り返していたのですが、どうせなら全部掘り返そうかと思ったんですね。
それで作戦開始。早速地上に伸び出した葉っぱを探っていくと、ありました。地面にコブのような物が。
ここから四方に葉っぱを延ばしているんですね。
早速周辺をスコップで掘り返し根を起こします。地表に張っている他の草の根が邪魔をしてなかなか掘れません。
仕方なく移植コテを使って掘り返すこと20分。ようやく根っこまで取り出すことが出来ました。
堀り上げてみてびっくり。地表のコブの部分から、たこの足のように、太い根っこがいくつもぶら下がっています。
そして、なんだか酸っぱい臭い。ドブ川の腐った臭いのような感じです。 恐るべしタコ足星人。
しかもそこだけに止まらず、土中に食指を延ばしていて、それをたどっていくと1m隣には、またタコ足星人が潜んでいるのです。
だから、掘っても掘ってもキリがないのですよね。それらが網の目のようにはびこっています。
しかも、掘った後は直径30cm、深さ30cmの穴が出来ます。しかも底の部分の根は腐っていることが多いです。
どうやら土も悪いようです。ちょっとショック。
掘って出来た穴には、燻炭を入れて浄化を促すようにしています。
今日は、近所の農家の人が見にこられましたが、このタコ足星人を見て、あきれ顔です。
これだけの土地を手作業でやるのは遊びだからやれることのようです。トラクターでやればあっという間にできあがりですからね。ごもっともです。
でもそうすればせっかく出来た地表の根が、ダメになっちゃうんですよねぇ。
本職から見れば、ちまちま手作業でやるなんて、ままごとに等しいんでしょうが、でも実際そんな感じだからしょうがない。
1年後にはきっとびっくりするような畑になっていることでしょう。
それから、いろいろ話を伺うと、やはりここはイワク付きの土地のよう。
ここいらは、元々は海岸に近いので砂地なんですね。どうやら最初に土地を買った業者は、その真砂が目当てだったらしい。
そして砂を掘った後には、廃材・残土で埋めて、土をかぶせたというのが実情のよう。近所の人が地下水の汚染を氣にしてたくらいだから・・・
まぁ、でも何とかなるかな。
土中深くどうなっているかは不明ですが、地表部分はそれなりに豊かな状況なんですよね。ミミズもたくさんいるし。でも根菜類は考えちゃうなぁ。
今日はちょっとショックなので、早めに引き上げです。
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これがタコ足星人!
スゴ過ぎます!全部掘り返すのはタイヘン!!
でも、これを掘り出せば、後は良い感じになるんじゃないかと思うんですよね。
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