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2003年7月20日

というわけで、無事に帰ってきました。「どこから」帰ってきたのかは、このコーナーを頻繁にチェックしている稀有な方にはお見通しだと思われますので省きますが、とりあえず「無事に帰ってくる」という最大かつ必要充分な目標を果たせたのでほっとしております。
もちろん、ビックリマンチョコの例を引くまでもなく、「おまけ」こそが重要な要素であるわけなのですが。

さて、あれだけの大事の後ですから、本来ならそれだけで1コーナー作れるほどの文章のネタがあっても私は一向に構わないのですが、世の中とは侭ならないものです。まぁ、引越しでばたばたしていることですし、徐々に。

とりあえず今日の一文。
「物に魂が宿る」という考え方は西洋ではあまり一般的ではない、という話を聞いたことがあるのですが、でも英語ではよく「物」が主語になるというのはこれいかに。

2003年8月18日

世の中には二種類の人間がいる。「宣伝」という行為が逆効果にもなり得ることを理解している人間と、理解していない人間が。

いや、先日新聞に載っていたとある広告に、「汚名挽回」という誤った熟語が使われていたのですよ。
その広告は新刊書の宣伝だったのですけれども、そんな典型的な間違いを犯す(もしくは見逃す)ような会社、しかもよりによって出版社の宣伝を信用しろと言われましても…ねぇ。

ところで。
先の出張中、折角スウェーデン人に会ったのに、「スウェーデンリレー」について訊ねるのを忘れたのは大失敗でした。やれやれ。

2003年8月26日

まことに唐突ですが、私には婚約者がいます。

…いや、四月馬鹿や暗号やドッキリカメラの類ではなく、正真正銘。既に彼女と婚約して2年近く経ちます。
では何故今になって発表するのか、ですが、別に全世界に向けて幸せたっぷりの惚気話を発信したくなったわけではありません。なるべく無難かつ誤りの無い言い方をすれば「心境の変化」といったところです。説明になっていませんね。わざとですが。

さて、本来ならここで婚約者の人となりなどを紹介するものなのかもしれませんが、氏名等の個人情報や二人の馴れ初めの類について本人から固く発信を禁じられていることもあり、今回は見合わせます。で、代わりと言っては何ですが、実は当サイトの過去の文章中にも何度か彼女が登場しています。お暇な方は推理してみるのも一興かと。なお、正解者には漏れなく拍手喝采。
…それにしても、氏名や年齢はともかく、まさか「性別も内緒にして」と言われるとは思いませんでした。書かなくてもわかるのに。

ちなみに。
彼女が周囲の人に話したときの反応によると、「結婚の時期を明確にしない婚約」というものはとても珍しがられるようですね。まぁ、結婚に際して非可換な順序交換をやらかす人達が多い、慌しいご時世ですから、珍しがるのもわかりますが。

2003年9月15日

ささやかな抵抗として

「機械の力でメールアドレスを拾い集めてきては邪魔なメールを送りつけるという迷惑な人達への嫌がらせとして存在しないアドレスをページ内に埋め込んでおく」という発想に感銘を受けたので、便乗。
問題なのは、 spammerMustDie.@yahoo.com なるアドレスが実在しないことを確認していない、という点ですが。しかし、その確認のためにメールを送りつけるのでは本末転倒ですしねぇ。

漢字における1次元ホモロジー群の挙動についての一考察

平たく言うと「最も多くの穴がある漢字は何だろう」ということで、今のところ某友人が「鰻」(うなぎ、9次元)を発見しています。ちなみに旧字体だと「疊」(たたみ、15次元)が暫定首位。

自民党総裁選の真っ最中ですが

あんな、党内だけで「二大政党制」を繰り広げている自意識過剰な党ばかりでなく、他の党のことも熱心に報道してほしい、と思っているのは私だけですか?

2003年9月17日

「嫌な臭いのしないタバコ」の宣伝を見ましたが

その製品の企画者は、何故本来無臭である台所のガスにわざわざ臭いがつけられているのかご存知ないようで。それともあれですか、タバコ会社の人達は、臭いに頼らずとも有毒ガスを察知して回避する技術を会得されているのでしょうか。だとしたら羨ましい限りです。
というか何故に煙を無害化する方向にその努力を向けないかなぁ。それで万事解決なのに。

約束について

約束とは守られるべきものである。ましてや、約束した相手のことを大切に思っているのならば。

今宵交わした三つの約束。
ひとつ。約束した相手についてこの欄で言及すること。
ふたつ。その文章を翌朝までに掲載すること。
みっつ。その文章は記念すべきこの回の文章程度の分量を持っていること。
当初、2、3行程度の分量にしようと計画していた私にとって、三つ目の要望は正直予想外というか、聞いた瞬間かなりあせったことは内緒である。全然内緒になっていない気もするが、気にしたら負けである。

私にとっての常套手段としてパロディに頼ることも考えた。方々で見かける「少佐宣言」とやらは中々使い勝手が良さそうだ、とも思った。(何のことかわからない方は「諸君、私は」+「が大好きだ」あたりで検索されるとよろしいかと。)
私はパロディが好きだし、彼女もパロディを解する心を持っているようなので名案に思えたが、問題は二人揃って元ネタの漫画を持っていない点だ。大問題だ。
『ヒカルの碁』は面白い漫画だが、熱くて可笑しくて破壊力抜群で、パロディに適した名台詞は実はそれほど多くない。彼女も絶賛した『ONE OUTS』もこの点では同様である。こういう場合に適しているのは『ジョジョ』のような漫画なのだ。単行本を持ってさえいれば。
と書くと彼女のことだ、次のクリスマスにジョジョ全巻をプレゼントするなどと言いかねないのだが…ごめん、それは無理です。本棚にそんなに空きがないので、気持ちだけで。

などと考えを巡らすうちに、日付はあっさりと18日に変わってしまった(が、記載は17日のままなのは気にしたらやはり負けである)。
このままでは何も書けないまま朝になってしまう。それはまずい。「また遅刻してくるのかなぁ」と思いつつも自分はしっかり時刻通りに待ち合わせ場所に現れる、そんな真面目な彼女との約束を守らないのは流石に良心が痛む。
未更新だけは避けねばならない。何か、何か書かねば。

そういえば、以前、点懇会合宿のレポートメールを書いたとき、「面白い」って言ってもらったなぁ。
彼女の考える物語の方が余程面白いのに、と今でも不思議に思うけれども。

…あの日の力よ蘇れっ…今一度…今宵の約束を守るために…!

で、書き終わって

彼女からの様々な口止めを守りつつ、惚気にも煙に巻く文章にもならないように、ある程度の量を時間制限つきで書くのは難しいなぁ、と。
結局最後をパロディで締めてしまったのは、まぁ何と言うか。
それにしても、こんなんで本当に良いのだろうか…

こんな文章でも

結構いろんな知り合いが(知り合い以外も)見ていて、更新した翌日にこのページの話題を振って来たりするので油断なりません。

で、その知り合い達からの「漢字のホモロジー群」情報。
点友会の某後輩からは「髏」(「どくろ」の「ろ」、11次元)を指摘され、流石文系だけあって難しい漢字知ってるなぁ、と漢和辞典引きながら感心しているところに、数理の某新婚さんから「轟」(とどろき、12次元)とのメールが。これは美しい例ですね。拍手。

2003年9月25日

惚気について。

…まぁ、その、ほら、古来から「『酔ってない』と自分で言う酒飲みは大抵酔っている」と(後略)。

気を取り直して、血液型性格判断に関する一考察

「本来は血液型と性格は関係ないけど、皆が『○型の人は〜〜〜な性格』と言っているからそういう性格の人が本当に増えちゃう」という説を微力ながら流布してみようという試み。これなら「じゃあゴリラはみんな気分屋だとでも言うのか」と反論されても大丈夫!
といっても、血液型性格判断を信じているわけではないのですが。主な理由は、長嶋茂雄氏と野村克也氏が同じ血液型なのを知ったから。というか、仮にも科学的な意味での信憑性を少しでも持たせたいのであれば、A、B、O、ABの4タイプではなく、AA、AB、AO、BB、BO、OOの6種類にRH+と-を絡めた12タイプでやってもらいたいものです。私はやりませんが。

猫について。

猫という名前は、その寝入る姿が我が子のように愛らしいさまを表した名前『寝子』に由来する、と出鱈目を言った後で、本当の由来を確かめるべく「猫 名前 由来」で検索したところ「うちのネコちゃんの名前の由来はね〜」という類のページばかりでがっかり、という今の状況にピッタリの、「猫」を含む諺や慣用句を私は知らないのですが、ご存知ですか?

おまけ。検索で発見した「諸君 私は猫が好きだ」。まさか本当に見つかるとは…

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