富山の置薬

		天満宮境内正面の玉垣には越中（富山）高岡、滑川、水橋などの富山売薬商の名がみられる。これらの売薬商人は北前船で廿日市湊に入津して廿日市の取次店に置薬などを卸していたものとみられ、「越中滑川小泉屋手代和吉」とある小泉屋を「富山県薬業史　通史」（坂森幹浩氏御教示）からみていくと新川売薬の滑川町で「小泉屋太三郎　十五人」がみられる。なお、境内には医薬の神様「少彦名命」を祀った淡島神社がある。

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