薬のコマーシャル石碑
 天満宮境内の玉垣には江戸時代末期の薬のコマーシャルが3ケ所みられ、その中のひとつに 『宮内武田狂気之薬』 とある。これは当市宮内の専念寺分家であった医師武田文敬がフウテン病(きちがい・精神病)に効く家伝薬 『鎮火奇応散陰陽狂気之妙薬』 を作っていたもので武田家は代々フウテン治療を専門としていた。
 効能としてこの薬一服用いれば十中八・九は治癒し、万一治らない時は四五日してもう一服用いたらよいとある。
越中富山の置薬関係玉垣   はつかいち点描