呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


てんつー

 さて、このために一日、この『呆冗記』を遅らせたのだ。それほどまでに期待していたのだ。
 『ファイナル・ファンタジー』初の前作の設定を引き継いだ作品。『ファイナル・ファンタジーX−2』。
 まあ、前回はオヤジの一人勝ちであったのだが。しかし、今回もそこそこ面白いに違いない・・・。
 そう思ったのだ。
 しかし・・・。
 (以下、思ったままを書いています。もしも『X−2』は名作である。素晴らしいとお考えの方、いらっしゃいましたら、どうか、不愉快にならないで下さい。私はどうやらこのゲームのファーストコンタクトに失敗したみたいです。(泣)

 19:00に会社を抜け出し、ヨドバシカメラに突入。予約していたブツを早速ゲット。
 途中コンビニに寄ったりして麦酒とつまみを用意。
 20:00にゲーム開始。
 現在、20:40。『マジンガーZ』を見ているのだ。『怪奇!! 黒い影の襲撃!!』
 いやあ、ピグマン子爵も、案外だらしがない。

 いや・・・。15分と耐えられなかったのだ。
 わはははのは。
 ええと・・・。そのお。である。
 あのね、なんつうか。である。
 いや、そこはかとなく気にはなっていたのだ。
 お店でのデモ。
 なんで、コンサートなのだろうか。なんでユウナがアイドルやっているんだろうか。(何か事実は違ったようであるが。でも、どう見てもユウナに見えたのだが・・・)
 『X』の世界観ぶちこわしではないのだろうか。
 そこはかとなくかおるあの糞ゲー『VIII』のか・お・り。である。
 しかも、このシーン。キャンセルできそうにないし。仕方なくおつきあいである。
 でもって、実戦パーティが、なんと女の子3人。
 あかん。チャーリーズエンジェルでもあるまいし。
 剣士とシーフとガンマン。で、ガンマンがユウナって。そんなちゃらちゃらした服装しちゃって・・・。
 「シンを倒します。必ず倒します」
 っていっていた純朴な田舎出の少女が。2年間都会に暮らしてすっかりケバクなってしまったような哀しみを感じるではないか。 
 更に、普通の方は、プレイヤーキャラクターに誰も感情移入できなくても、プレイできるのだろうか? 私はどうもダメのようだ。 少なくとも生物学的に男性が一人でもいないと(ああ、もしかしたら画期的なのか? パーティが3人とも女の子って)感情移入が出来ない。
 更に。解説書にある『永遠のナギ節』。これ、インターナショナルのおまけ。これをやらないと話がイマイチ見えてこないようなのだ。なんでユウナがスフィア・ハンターなどを始めたのか。どうして、こんな世界になったのか。当然、このゲームで語らねばならないことを、語っていないのである。
 喩えるなら、短編集の短編がプロローグである長編小説があったとして、短編集も買え。そう言っている出版社を許せるか。といった感じなのだ。
 許せない。
 ま、怒っても仕方がないので話を続けよう。
 でもって、ようやくオープニングが終わって、ライバルキャラが登場。うーん。ドロンジョ様で来ましたか。
 でもなあ。ガンマン、女キャラがライバルパーティリーダー。
 かたかたかたかたかた。チーン。

 マヤ姐さん!

 諸君 私はマヤ姐さんが好きだ
 諸君 私はマヤ姐さんが好きだ
 諸君 私はマヤ姐さんが大好きだ

 レディ・ガンマンバージョンが好きだ 武闘家バージョンが好きだ 魔女っ子バージョンが好きだ 文学少女バージョンが好きだ
 バンテージレイジMMを確実に当てるのが好きだ AW−RSTN87をぶっ放すのが好きだ 三節昆を振り回すのが好きだ 魔法をぶちかますのが好きだ 牛乳瓶眼鏡が好きだ 魔族すらも凌駕する尋常ならざる精神力と、狭窄的な性格を背景とした極度に激しい思い込みが好きだ

 あかん。精神がトリップしてもうた。このままでは正常にプレイを続けることが出来そうにない。
 というわけで、15分でギブアップしてしまったのだった。はあ、しょうもな。(03,3,13)


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