がんぱれーどまあち その3
さて、なんというかかんというか、ハマリまくっている『ガンパレードマーチ』その3である。
真面目な話、扱いが凄まじいではないか? 某国民的RPGが中途で終わっているのにこのハマリ方である。そろそろ仕事がむっちゃ忙しくなりそうなので封印しなければならないのだが・・・。ま、ぎりぎりまで頑張ってみたいと思う。(恐ろしや、恐ろしや・・・)
で、前回、私がライフルマンをやっているという話だったが、もっと衝撃的な事実が明らかになったのである。なんと、メールをいただいたところ、冴速さんが、このゲームで『ソードマスター』をやっているというのだ!
『あとは俺が突っ込んで、ミサイル、突き、切り、突き、切り。撃つ暇もない。(味方が)やられる前に殺れ。(この俺がソードマスターとは。戦闘中、スモーク以外銃を使わない・・この俺が)』
と言う状況であらせられるらしい・・・。なんてこったい・・・。
エントロピーは増大する。しかし、その流れに反する行為を行った場合、空間はバランスを取ろうとする。そう、あの、遠距離攻撃の権威、冴速さんが『ソードマスター』などして、ライフルを一発も撃たないものだから・・・おそらくは、神の見えざる手が、私を『ライフルマン』にしているのであろう。
ああ、やはり、宇宙には絶対者の存在があるのかも知れない・・・。
ま、それはともかく、冴速さんはあまりにも巧すぎて、とうとう、4月の半ばにして幻獣を駆除してしまったらしい・・・。
『自分が強くて困るシミュレーションは初めてだ』
まったくである。が、この件については、前回書いたとおり、イメージとしての原点が、おそらくは、
すなわち、WW2のドイツのパイロットに200機、300機という凄まじいエースが多いのは、ひとえに圧倒的な敵戦力を前にした防衛戦で敵機が山ほどおり、撃墜されても自分の領土、もしくは最悪でも陸地なので生き延びるチャンスが多く。そして、機体が頑丈だったからに他ならない。(最後だけは士魂号とは適応しないが)。逆に言うと、連合軍パイロットは敵が少ないためにそういったエースになる機会を逸し、日本海軍はその戦場が海の上で機体が脆弱なため、繰り返し戦場に出ることが非常に難しかったと言えるだろう。それをこのゲームは忠実になぞっているのである。すなわち、前半部の戦闘により、その世界は、ドイツ防空戦か、連合軍の戦略爆撃かに分かれてしまうわけだ。
という状況の再現、すなわち、WW2末期の絶望的なルフト・パッフェ最後の戦い。もしくはヘンリー・フォンダ主演の『ミスター・ロバーツ』(うろ覚えで間違っているかも知れないが・・・。WW2、激戦区の太平洋戦線に転属を希望する地中海戦線の米軍駆逐艦の副長(ヘンリー・フォンダ)の物語。退屈な日常のなかで、艦長への不満から起きかける水兵達の反抗を、副長がうまくなだめ、艦長と水兵達の関係を修復? 彼は希望通り太平洋戦線へ転属する。(その後、ラストで、彼の乗るビケット艦がカミカゼにあい、彼が死亡したことが古巣の駆逐艦に伝えられ、終幕となる。はっきり言って、日本が必死になっていたとき、こんな連中がアメリカにいたということを思い知らされる怪作? である)の再現にあるとしたら(これは、私の勝手な推測だが)、これはやむを得ない仕儀である。
しかし、だからといって、幻獣が出なくなってしまったら、『絢爛舞踏』が取れないではないか! あれが取れないと、真のラストは得られない。では、私はどうやって、Sランクエンドにたどり着いたか。
それは、戦況をコントロールするのだ。
雑魚はいくら逃がしてもムダである。関係ない。スキュラとかミ
ノタウロスとか大物を逃がすと、雑魚を編成してまたまたやって来るようなのだ。要するに、幻獣は生かさず殺さず。幻獣は百姓とゴマの油のように絞れば絞るほど出るのではない。絶滅寸前の貴重種のように手心を加えてやる必要があるのである。
そして、そうやって、大事に育てた幻獣がやって来たらば、直ちに出撃。
まず、いの一番に敵中に幅跳び前で突入、スモーク一発、ナーガやスキュラの
レーザーを封じ込め、ミサイル一発、雑魚は全部ぶちのめし、ガンパレードマ
ーチを歌える状況になったら必ず歌い、敵の撤退を足止めしたら、敵の増援を待って、ミサイルもう一発。これで倍はたおせるではないか。
更に、司令は好戦的な人間にやらせると、敵のいるところを転戦してくれる。
これで意気揚々と毎回銀剣をもらって幾星霜、撃墜マークは
316だ。
そう、それこそ、絢爛舞踏の正しい取り方なのである。(01,1,16)