呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。

ZOIDS 第3部?

 さて、『ZOIDS』のあのラストの興奮もさめやらぬまま、新作が始まった。しかし? である。何なのだろう? である。果たしてこれは面白いのだろうか・・・。あそこまで盛り上げておいて、これである・・・。
 いや、私は過ちを繰り返す気はない。『コロコロコミック』で読んだ漫画の第一回に拒絶反応を起こして臍をかんだのは過去に書いたとおりだ。あの過ちを繰り返す気はない。
 しかしだ・・・。しかし・・・。にしても非道いような気がするのは気のせいだろうか?
 ゾイドバトル。なんとなく○ンダムファイトを彷彿させるではないか・・・。ああ、ほのかに香る○ソアニメの薫り・・・。なのだ。
 うーん。完全新作のつもりなのだろうか? 関連が全然感じられない。
 ま、これから面白くなるのだろう・・・。きっと。祈るしかない。

 と言うわけで、第3部は今後に期待と言うことで、重要なのは第2部最終回なのだ。なんと言うことだろう。あのアニメの最終回について、この私が語っていないではないか・・・。というわけで、あの最終回のレビューである。

 その日、私は危ないところだったのである。それは何か? そう、私はその日も『ZOIDS』は5時半からの放映だと信じていたのだ。冴速さんに
 「特別番組があって、もっと早いはずなんだわ」
 と、言われるまで。
 危ないところであった。新聞で確認したらその通りである。
 で、TVに向かう。まるでガキだがこの際、気にしない。実はDVDが発売されたら即座に購入する気になっているのは公然の秘密である。
 さて、結論。いやあ、面白かったけど、これ、前後編にする内容だろうが・・・。少なくとも前回から最終回まで3話は必要な内容を強引に2話に押し込んだ感じがたまらなくするのである。第1部のエンディング同様、デスザウラーが1話で滅んでしまっては完全に演出ミスである。赤い方が真の悪だというのは想像が付いていたが、しかし、1話で吹っ飛んでしまっては、もう、お間抜け通り越して悲しくなってしまう。更に、青い方の性格の変化が凄まじい。女言葉急に使われると、ちょっち引いてしまうではないか。ま、巨乳ヒロインが全然動かないのはどーでもいいが、シュバルツ大佐やアーバインが全然(グラビティカノン撃つ所くらいしか・・・)ないのは悲しみを通り越して怒りすら感じる。
 ま、理性では理解できるのだ。あの二人出してしまったら、主人公が霞みまくるからしかたがないのだが・・・。
 シュバルツ大佐だったら一人でもアイアインコングで赤い方のおぽんちデスザウラー位ならぶちのめしそうである。なんてったって、第一部でたった一人で(というかアイアンコング1機で)プーさんデスザウラーを押さえまくった方である。もう、勝利はこっちのものだろう。間違いない。
 アーバインだって、突然グラビティカノンの管制やらされても、しっかり仕事をこなしている。あの兄ちゃん。本当に何者なのだろう。野原しんのすけのお父さんだけではないのだ。(いや、あの人もある意味では凄い人だが・・・)。
 そんな二人をブーイングの嵐の中でウルトラザウルスに閉じこめてまで演出した主人公の晴れ舞台だが・・・。
 (あ、もう一人はほとんど戦力にならないからいいのだ。トーマはそういうキャラクターであるから・・・って。あの人だってジェノブレイカーと喧嘩してデバイソン殺さなかっただけでも凄い腕前だとは思うのだが、演出がいまいち不遇である。ジークと幸せになってくれることを祈る(オフィシャル設定。二人はカップル(笑))
 で、主人公だが・・・。うーん。やっぱりレイヴンの方が格好いいではないか。締めるだけは締めたが・・・。やっぱりレイヴンである。ひいきではない。ひいきではないと思う。
 しかし、
 
「俺以外に負けることは許さん」
 これ言ったらもう、お友達である。これはお約束なのだ。
 ま、実に面白かった30分だった。しかし、OVA新作で最終回を1時間くらいに拡大して新作作ってくれないだろうか。
 もしくは、レイヴンを主人公にした新作。『逆襲のレイヴン』でも可である。
 「あ、そのネタ、もう、ネットで出てるんだな」
 おお、友人S。そうなのか。
 「ああ、『レイヴンの逆襲』同時上映『シュバルツ大佐の夏休み』・・・」
 なんだ、それは・・・。(01,1,13)


backhomenext