呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
安物買いの銭失い
さて、今回は少しエンスーぎみの話になる。キーボードを破壊してしまったことは以前書いた。そこで、友人Sに連れて行って貰ったショップで思い切って1,980円也の特売キーボードを購入したのだ。Sはなんだか異様な値段のマウスパッドを購入していた。
ま、なにはともあれ私は誰かさんのようにキーボードに異様な愛着をもってノートパソコンの同じような奴を4台も買うつもりはない。
「呼んだか、上杉。しかし、TP−560のキーボードは最高なんだぞ。なぜ、IBMはTP−560の正当なる後継マシンを発売しないのだろう」
はいはい。わかったから、時間割作成がんばってくれよS。
「TP−560のキーボードは本当に最高なんだぞ。あんないいキーボードは本当にないんだ。空前絶後、奇跡のキーボードなんだぁ」
濃い人たちの世界においても唯一、(ということは日本全体でもおそらくは唯一?)TP−560を4世代同時に持っている男。は放っておいて、話を続ける。
私のパソコンはPC−9801から始まった。あのキーボードはスペースキーが異様に長い。そして、ずっとATOKを使っているため、右手親指でスペースキーを叩いてしまうのだ。
ところがだ、新しいキーボードはなんと、その最適な場所に変換キーが置かれている。左手親指でないと私にとっての変換キー。スペースキーをを打つことが出来ないのだ。
これはいずくらしくてたまらない。変換の度に思考が止まる。どうしようもない。
今まで使っていた(私が壊した)ミツミのキーボード2,980円也はそのあたりが大変よくできていた。たった、千円をケチって私はどうやら大きなミスをしてしまったようだ。
コンピュータにおいてキーボードは重要なインターフェイスである。これがうまくフィットしなければ作業は苦難の連続となる。最近、更新が凄まじく滞っているのの一因は、もしかしたらキーボードにあるかも知れない。(なんちゃって)
しかたなく、壊れたミツミのキーボード。それ自体は製造中止のため、その後継機を2,980円で購入してしまった。1,980円のキーボードは完全な無駄である。1,000円ケチって1,980円を失うとは・・・典型的な「安物買いの銭失い」をしてしまった。
「いいものを長く。これが基本だぞ。上杉。俺を見ろ。このマウスパッドはマウスの滑りも最高なんだぞ」
たかだかマウスパッドにチタン製のものを2,000円以上出して購入する神経はやはり解らないのだが・・・。それが正しいのだろうか? やっぱり自作機の道はあまり深入りしない方が良さそうだ。(00,6,14)