呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
マクベ閣下とレディの近似点
なんだかなで日が過ぎて、なんだかなで日が過ぎる。なんだかなで1週間。なんだかなでまた1週間・・・。は、こうしている間にももはや6月も過ぎ去ろうとしているではないか・・・。なんてこったい。というわけで、今週末は久部さんとビデオ鑑賞会なのである。仕事ばっかりやっていても腕が痛くなったりするだけなのだ・・・。だったら楽しい週末を過ごそうではないか。
というわけで久部さんと酒屋に行く。シュタインベルガーを一本。これにとってもあうチキンタコボールを近くのスーパーのお総菜屋は滅多に作ってくれない。が、心配ご無用。今回は秘密兵器がある。
更に、
「いやあ、ラムって飲んだことないんだよね」
という久部さんの言葉によってマイヤーズ・ラムのポケット瓶を一本。香草入りのウォッカズブロッカも心惹かれる物はあるのだが、今回はパス。凍らせておく暇がない。あとはその酒屋に珍しくも瓶のギネスがあったので購入する。これも美味い。
で、そのまま車をロッテリアに向かわせる。ここの「チキンボール」が。チキンタコボールに酷似しているのだ。これは使える。
そして、小僧寿司で「まぐろ尽くし」を購入。これで今晩の準備は整った。さあ、家で『十兵衛ちゃん 〜ラブリー眼帯の秘密』を見ようではないか。
ところが、この一言がその夜の予定を大きく変えてしまったのである。
「ふと気がついたんだけどね」
久部さんが言われた。
「トレーズ様とレディ・アン少佐の関係って、性別ひっくり返すとキシリア様とマ・クベ大佐の関係になるんだよね」
壷にはまってしまった・・・。爆笑。
しかし、あの作品はオリジナルに対するアンチテーゼに満ちているが、そこまで考えて物語を構築しているとしたら、Wの制作サイドも大した物である。
「ガンダムといえば、先日、Tがスパロボのアルファを置いていきましてね」
ガンダムといえば・・・というわけで話が飛ぶ。ようやくリアルの1/3が終わった。今度は選択肢で選ばなかったもう二つの物語とスーパーの物語をやらねばならぬ。ああ、どれほどの時間がこのディスクに吸い取られるのか?
「あれって、ものの見事に物語の再構築なんですよね」
「ほお・・・」
「DCが悪くないんですよ。1年戦争の星1号作戦地にマクロスが落ちて来るという・・・」
ちゃっちく作ると大笑いだが、しっかり作り込むとこれほど面白い世界もあるまい。
「それは面白そうだねえ」
家に戻ってまずはPSの電源を入れてアルファのオープニングである。
シュタインベルガーはいつも通り美味。チキンボールによく合う。ラムにはレモンを搾って塩をちょいと振り込むと美味。
「じゃあ、『十兵衛ちゃん』でも・・・」
「ちょっといいかな。やらせてもらって」
「あ・・・」
しまったのである。久部さんといえばスパロボマスター。やらぬスパロボはないという人物である。そんな彼にオープニングを見せてただで済むわけがない。結局、その日は一大ゲーム大会となってしまった。しかし、私の倍のスピードで進むではないか。さすがスパロボマスター。結局翌日『ニア・アンダー7』を少し見て、スパロボアルファを山のようにやって今回はおしまいである。
しかし、参考になったなあ・・・。真面目に使用ターン数2/3程ではないのか?
「ところで、ミラクルその2はどうしたニャ」
おや、快く久部さんにアルファを貸すことを許してくれた友人Tではないか。
「PS返しに来たニャ。悪いけれど僕にとっては『エターナルリング』は酔わないけれど続けるのが苦痛になってきたニャ。合わないニャ」
そうか、そうか。お前も人間だったんだなT。
「それでミラクルその2は何だったニャ」
いやあ、他人のゲームを見るのは楽しいがそれはそれで疲れるのだ。というわけで今回はこの辺で。
「ミラクルその2はどうしたニャ!」(00,6,12)