呆冗記
呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。


脳味噌が溶けている

 いやあ、ずるずるばたばたやっているうちにいろんなところに不義理を重ねている。全く申し訳ない。
 ようやっと仕事の片も付きそろそろWEBサイトも模様替えしようかななどと思っている。思い立ったが吉日で、壁紙のサイズを9Kバイトから5Kバイトまで小さくすることに成功したのだ、すこしでも軽くなっていれば万々歳である。
 そんなこんなで75回。100回まであと25回である。というわけで、なんとなく近況なのだ。
 さて、前にサイダーをキーボードに零してべとべとにしてしまったことはここでも恥をしのんで公表した。キートップを外し、爪楊枝にティッシュをまきつけごしごし擦っていたがなかなかキーの感触が元に戻らない。そうこうしているうちに、テンキーの0とピリオドが利かなくなってしまった。こういうときは普段役に立たないがPCだけは役に立つSである。時間割がどーのこーのと忙しい奴をようやく捕まえることに成功したのだ。
 「なんだ、俺はプレクスターの12倍速CD−Rで遊ぶのに忙しい」
 いくら仕事が忙しかったからとはいえ、4万円近いパーツを衝動買いである。脳味噌溶けているのではないだろうか。
 頭を振るとたぷたぷ音がしないか? S。
 ともかく友達がいのない男を帯広の地ビールで買収する。
 そして、我が家にやってきたSはこともあろうにキーボードを分解してしまった。
 「おい、これを見ろ」
 キーボードの中は薄い配線がプリントされたシートが入っていた。
 「これがキーボードのキータッチをおかしくしていた原因だな」
 薄いシートが水にぬれたせいかめくれあがってしまっているではないか。
 「これをはがしてもとのように張り直せばキータッチは回復するだろうが・・・」
 Sが指さしたのはプリントのパターンだった。
 「断線しているな・・・」
 私は呟いた
 「ああ、見事に断線している。何か堅いもので擦らなかったか?」
 なにはともあれ! 0が使えないテンキーは役立たずなのである。
 「愚か者め」
 私の顔色を見てSはそう言った。久しぶりに歴史を教えることができてSの野郎は態度がでかいのだ。
 「では、代価をいただこうか」
 「今度、帯広へ行ったときに買ってきてやろう」
 私の約束手形はティッシュペーパーより価値が低いかもしれない・・・。

 しかし、自分のミスで発生した不愉快が一番不愉快である。というわけで、この不愉快をTに伝染させて愉快になるか、もしくはこの話にオチをつけるべく電話をする。
 「どうしたニャ」
 「オチはないか」
 「あるニャ、オチさんがあじすあべばでとんでもないニャ」
 あいかわらず訳の分からない奴である。
 「ともかく、今週末は『真 瑠璃色の雪』に首まではまるニャ。だから仕事を片づけるのに忙しいニャ。用事がないなら切るニャ」
 勤労は尊い。しかし・・・目的が・・・。やっぱりTも脳味噌が溶けているのかもしれない。

 問題は、彼らの類友の私の脳味噌はどうなっているのかと言うことなのだが・・・。幸い、頭を振っても音はしない。
 「入ってないニャ」
 うるさいぞ! T!(00,4,13)


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