呆冗記 人生に有益なことは何一つ書かず、どーでもいいことばかり書いてあるぺえじ。
Kさんの話・・・
大学時代からおつきあいをいただいている。Kさんの話を約束通り少しだけしようと思う。
友人Sに言わせると、生涯出会った四賢者の一人。と言うのだが。私にとっても大老(たーれん)の風格がある方だと思う。何があっても喜と楽の感情しか現さない。本当にK大老(たーれん)と言いたい方なのだ。
そして、私にとっては幾多の生きるヒントと、創作活動にヒントを与えて下さる、得難い存在なのである。(吉牛の美味しい店とか、凄まじく美味いラーメン屋さんとかもご指導いただいているのだが。それもいつかご紹介したいと思うのだ)
さて、先だっての土日、月一のビデオ鑑賞会にKさんをご招待申し上げた。現在、私が購入しているLDは『カウボーイビバップ』と『彼氏彼女の事情』、『ガサラキ』、『星界の紋章』。不定期が『青の6号』『メルティランサー』である。(『ウルトラセブン』はDVD)これらを一晩かけて見ようと言うのが鑑賞会である。そしてKさんもとんでもないレアものをコレクションから持ってきて下さるのだ。
まったく凄いものがあるのである。いやあ、上杉は一方的な寄生虫状態なのである。流石K大老。
で、その時お迎えにあがったボロ車の中での会話。
「最近、PS版の『To hart』の評判がいいみたいだね」
「僕は(わーいぶりっこ)、あれは近づかないようにしてるんです」
「ほぉ」
「アニメはあかりちゃん(これも実は私にはまずい名なのだ)で行くみたいですが。(何で知ってる?)私、マルチにずっぽりはまりそうで。(友人Tが貸す! 貸すと五月蠅いのだが)」
「ふーん」
(話題を変えようと)「そういえば、架空戦記の青木基行氏の書いた作品で、空母『蒼龍』が被弾しましてね、大破して処分する駆逐艦が『綾波』なんですよ。笑えるでしょ」
「それはね、介錯艦隊というのがあるんだな。きっと」
「へ?」
「きっと空母『赤城』も『葛城』も『伊吹』も敵の攻撃を受けると『綾波』が介錯するんだな。武士の情けで」
「・・・」
「空母介錯用駆逐艦の名前はみんな『綾波』というんだな」
「『綾波1号艦』『綾波2号艦』ですか?」
「そう。で、戦艦介錯用駆逐艦、巡洋艦介錯用駆逐艦、空母介錯用駆逐艦、輸送艦介錯用駆逐艦がそれぞれあってだね。GF(連合艦隊)。護衛総隊。とは別に介錯艦隊があるんだ。敵の攻撃を受けると見苦しくないように介錯をしてくれる」
「すると、敵は攻撃してこないでしょうね」
「その通り。連合軍は、先の二つは攻撃するが介錯艦隊は攻撃しない。だって放っておけば介錯してくれるんだから・・・。」
流石である。
追伸 今回はわからない人にはとことんわからない話で申し訳ない。
(99,8,29)