1997/11/29[土]
東海道・山陽新幹線500系のぞみ号と熊本の超低床電車に乗る
1999/08/11作成
1997年11月29日[土]に、JRグループはダイヤ改正を行いました。
東京から九州南部へ走る寝台特急は運転区間が短縮される一方、東海道・山陽新幹線に500系のぞみ号がデビューすることとなりました。
私は、その初日の500系のぞみ号の昼過ぎの列車で、東京へ帰ることとしました。
また、それに併せて熊本市電で走り始めたドイツ製超低床電車にも乗りに行くことにしました。
前の日は、夜遅く熊本へ到着。ホテルへ行く前に、超低床電車の運転時刻を調べておきました。
翌日、ホテルを出て熊本駅前へ先回りします。
数本あとに、超低床電車が現れ、田崎橋まで乗車してすぐ折返し、健軍町まで乗車します。
乗ったその高さがそのまま床というのは、大変楽なものです。
これが超低床電車です。
女性車掌が同乗しています。
熊本交通センターで、熊本市営バスのノンステップバスにも出会いました。
このあと熊本駅へ戻り、つばめ号で博多へ向かいます。
博多駅から、500系が入ることになったのぞみ号です。
飛行機のような尖った先端が印象的です。
車内も、ずいぶんと天井が低くなっているのがよくわかります。
博多を出た500系のぞみ号は新大阪までは大変順調に走り、時速300kmも出しましたが、岐阜羽島でなぜかホームのある線路に入り一時停車。そのあたりから雲行きが怪しくなり、新富士〜三島間でついに降雨量の規制とやらでカーブの途中で完全に停まってしまいました。
停車時間は2時間近くに及び、その時点での遅れを回復できぬまま、東京到着は2時間以上遅れてしまい、特急料金は払い戻しとなりました。
時刻通りの運転ならば、即折返しで博多行き最終ののぞみ号になるはずでしたが、その日は広島行のぞみ号として折り返したようです。
いずれは文書と写真を増やそうと思っています。