2000/02/09(水)
バスのふるさと訪ねてウン千里?!
2000/02/13作成
2月となりますと、バスの製造工場では年度末に向けてたくさんのバスが出荷街の状態となります。
そこで、北関東のバスの工場2つを訪ねることにしました。
その2つとは、富士重工伊勢崎製作所(群馬県伊勢崎市)といすゞバス製造(栃木県河内町)です。
そして、その間は局めぐを行なうこととしました。
これが、富士重工伊勢崎製作所の正門です。よく出荷前のバスの撮影が行われる場所です。
右側の塀に隠れていますが、40年ぐらい前のバスが展示されています。
ここでは、UDを中心にしたバスメーカにボディを架装しています。
左手方向に廻ると、従業員用駐車場があります。並んでいるのはもちろんスバルですが、一昨年見に来たときにはそこに出荷待ちのバスが大量に並んでいました。
生憎、そのときは夕方だったので、あまり見渡すことはできなかったのですが、名古屋市営や横浜市営のCNG車などを確認することができました。
しかし、今年はそのような光景は見られませんでした。そういえば、横浜鶴見の日野車体でも、職員駐車場にまで出荷待ちの新車が溢れるという姿はまだ見ていません。
門から工場内を眺めてみると、都営バスのCNGノンステップバスがいました。写真では側面しか見えていませんが、江綿を見るとCNG車であることがわかります。
CNGノンステップ車というと、屋根に大きく張り出したガスボンベのカバーが印象的ですが、この車両はあまり屋根の飛び出しは大きくないようでした。
塀のところから中を覗いてみると、大阪市営?のCNG車と東京空港交通のスペースアロー?が見えます。
この右には、西武バスのノンステ車が10両近く並んでいました。
ところで、見える範囲内では横浜市営バスはいませんでした。
となると、富士重ボディではなく西工ボディが採用されるということでしょうか?!
その富士重工の正門の向かい近くには、十王自動車の車庫があります。
最近路線バスにも進出している十王自動車ですが、やはり富士重工ボディの車両が圧倒的多数を占めています。
ところで、富士重工はバスボディの製造から撤退するという話がありますが、あの7Eボディがなくなってしまうとしたら、とても残念なことです。
このあと局めぐをしながら、前橋を廻って日足トンネル経由で日光へ抜けます。
おかげで、宇都宮市街へ着いたときには、陽も暮れたあとでした。
いすゞバス製造の正門脇にある看板です。撮れた写真は、これぐらいでした。
工場の中を覗いてみると、小田急バスのエルガミオ(中型車クラス)や、京浜急行のキュービックLVなどの姿が見られました。
お目当てのバスがあまり見られなかったということもあって、疲れがどっと出てしまい、帰りは休み休み高速を走ってきたので、帰着したのは午前4時過ぎになってしまいました....。