神田森莉出版

 『1月』


よいしょっと。

ワールドドキュメンタリー「子どもたちの約束」− パレスチナとイスラエル −〜2001年 アメリカ・プロミス・フィルム・プロジェクト制作〜を見る。衛星放送の再放送。エミー賞受賞の有名な作品。ややこやしい土地だなあ。ユダヤ人とアラブ人とパレスチナ人とイスラエル人とユダヤ教徒とイスラム教徒とキリスト教徒(かなり重複あり)が同じ場所に区分けして住んでいる。このようすでは平和は来ないな。かと言って憎しみに溢れているのはこの場所だけではない。世界の警察と言いながらアメリカはイラク人を皆殺しにしたくてたまらないようだし、日本も2chに行けば嫌韓厨が虫のように湧いている。世の中は憎しみばかりで構成させている。70年代の人間なら「戦争反対!ラブ&ピース」と言っていればなんとなく明るい将来がいつか来るような誤解を感じることができたのだが、00年代ならすべての幻想はなくなり生生しい現実がそのままそこにあるのが見えるだけだ。しかし、「00年代」とは、なんとも歯切れの悪い数字だな……。

仕事。「新宿パチ鮫」の追加1Pのネタを考えて下絵を描いてペン入れをして背景を描く。他に細かいやる事がたくさんある。週明けまでに編集プロY社に、なんか再録で原稿を短いのをニ本くらい送る約束する。編集プロG社に「ギャグバンク3号」のために「最高のエンターテイメント」というアンケート、これも週明け。また、H出版の「今日のバカニュース」の1Pも週明けまでだ、忘れていた。N社の近況報告の簡単な文章もかかなくては。そして明日が持ち込み用「新宿パチ鮫」、N社「爆笑学校問題」、A社「奥さんゲロオヤジです」のトーン張り。えーと、これで全部か?たくさんありすぎて一個くらい忘れそうだな。

それとパチンコネタの取材のために元アシで元パチンコ店員の人に取材のアポを取る。取材来週。さらに某元イメクラ嬢の知人にこっちは風俗漫画のための取材のアポを取る。来週は取材がたくさん。

柏木ハルコ「よいこの星」5、読んでみたら面白かった。というか、うまかった。気持ちの表現が。感動したがこれと同じ路線に行っても絶対勝負にならんな、と思った。漫画は勝負なのか?自分は違う道を行かなくては。

さらに1日1バキ、ということで今日も板垣恵介「グラップラー刃牙」26、32を買って来て26を読む。とうとう出て来た貴乃花(モデルの相撲取り)。でも最後の50Pくらいで出て来ただけですぐ次巻に続く。貴乃花は似てないが、その親方のお父さんはすげえ似ている。今回の感動したネーム「負けないっす。自分は土俵の外でも横綱ですから。」いいぞ、板垣恵介、なんでこんなにいつも熱いんだ。

[2003年1月30日]


おおおおおおおおおおおおおおおっっっっっっっっ!

大袈裟な。ていうか、とうとうミカンを買って来た!なんか今日は西友の安い日。ミカンが一個30円だった!おそらく、今日をのがせば一生ミカンを口にすることはできないのではなるまいか?と思い三個買って来た!三個買っても90円である。なんと素晴らしい事だろう。世の中は素晴らしい!デフレーション大国日本、マンセーニダ!食べた……。二個がすっぱくて一個は甘かった。これで今年の冬のミカンは堪能した。次に食べる時は2050年くらいではないだろうか?と思われる。生きているのか。

漫画ラブな今週なのでまた漫画を買って来た。「グラップラー刃牙」23、板垣恵介。今、やってるただの「バキ」の方はアシのクオリティーが上がっているのか、トーンワークがとんでもないことになっていて、こんなトーン張れるかよ、コラーーーーーーッと、見てるだけで自信をなくさせる漫画なのだが、こっちの昔の「グラップラー刃牙」の方はトーンの張り方は普通だった。これくらいなら俺でもできる(トーン限定)。なんか安心した。「グラップラー刃牙」の相撲取りが闘う回がすごいらしいのだが、そこだけ読みたいがなかなか行き当たらない。「相撲は最強の格闘技っすから」というすばらしいネームがあるらしいのだが。読みてえ。

あと「よいこの星!」5、柏木ハルコ。読んだ事ない人。名前だけはよく見る。絵がかわいいから買って来たが、面白いのか?たまに知らん人も読まなくては。あまり保守的になるのもな。でも、けっこうつまんなそうだな。

仕事。「新宿パチ鮫」の背景を4P。こっちは持ち込み用なのだが、たぶん今流行りのパチンコ台の絵柄を使ったネタのギャグが必要だという気がして来た。それでもう1Pネタを考えて明日描く。これで編集の食い付きもよくなると思うんだがな。持ち込み用漫画はあともう一本、かわいい女の子が主人公のパチンコ4コマみたいのを描く予定。たぶん今の4コマって「かわいい」というのが、大きなポイントだと思うのである。できれば、ごついいかついコワモテなオッサンが出てくるゴリゴリな漫画が描きたいのだがな。客の事も一応考えないとな。

[2003年1月29日]


ツジとカゴを別けるのはいかがなものか?二人で一人だと思うのだが…。シンメトリーをくずしてはいかんな。風水的に良くないのではあるまいか。よく知らんけど。

ちょっと、たまには漫画を読んでやろうという気になっているので漫画を買ってきた。先日、宣言した通り、仕事のために読むのはもう止めようということなのだが、これがなかなか本屋に行ってみると難しい。長年の習慣でつい「今度、パチンコ漫画を描く予定なのでその資料に……」とか手がのびてしまうのである。しかも、逆にそういう資料的な要素や勉強のために読むという要素を排除してみたらば、今度はなにを読んだらいいか、わからない、というなんとなく本末転倒のような、ことわざの使い方が間違っているようなそんな状態になってしまったのである。

そんな中で買って来て読んだのが「ムジナ」2、相原コージ。なんで相原コージなんだろうなとか思いながら読んだが、長いな、展開遅い、俺ならこの一冊を45Pで描いてしまう気がする、ていうかだから俺はだめなのかもしれないが。しかし読んだらなんか俺の漫画に似てるな。笑わせどころが。こんなに似たタイプだったとは知らなかった。あと、年齢が同じだった。相原コージの方がずっと上だとおもっていたのだが、プロになったのが早かったのか。

それと「バキ」14、板垣恵介。面白い。コマがでかい。

仕事。「爆笑学校問題」の背景を今日も4P。これでこの漫画の背景は終わり。ゆっくりだが、確実に進んでいく。電話が来て次の「今日のバカニュース」のネタの打ち合わせ。「剛竜馬ひったくりで逮捕」のネタにした。同情的になる予定。でも、ホモビデオネタはかかせないな。「極太親父」だしな……。

[2003年1月28日]


うわっ。すっぱ!ビタミンを取らなくてはと思ったのである。インフルエンザ予防である。どうも、数日前からインフルエンザの完治しきれない根っこのようなものがあるのを感じていて、一進一退の攻防をしているのであるが、それでまず加湿器にちゃんと毎日水を入れるようにしている、加湿器はあるのだがよく水がなくなってそのままになっている場合が多いので気をつけなくてはなのである、インフルエンザ菌は湿度50%以上で死滅するそうだし。

また、同じくビタミンを取ってインフルエンザ予防というわけである。これはなんていうミカンだ。ウンシュウミカンか?うわっ、すっぱ!3つで250円。果物を買うのは10年に一度くらいなので非常にめずらしい。ただのミカンも良かったのだが、高い。ひと袋390円。果物も満足に買えない日本の経済はなんとかならないものか!と政治に責任を転化して一般化を試みてみる。まあ、俺の金がないせいである。

寒かったので延期を重ねていたがようやく衣装箱ビオトープに、野川で採って来た水草を植える。センニンモとキクモ。真冬にベランダの水に手を突っ込むのは本気で寒いのである。ああ、寒かった。ついでに晩春に買って来てベランダで回していたビオのエアポンプがほとんどアブクを出さなくなって来たので、西友で新しいのを買って来てつけた。前のが「W300」今度のはGEXの「GX500」1980円。数字は排出量か?数字がでかくなってる通りに見た目もかなりでかくなって、つなげて見るとものすごい勢いで泡をだす。

GEXという名前を見るとどうもゲックスと呼びたくなるがジェックスと読むのが正しいらしい。いや、ゲックスで決まり。

仕事。8コマ漫画「奥さんゲロオヤジです」の背景2Pやってこっちは終わり。それから「爆笑学校問題」の背景をまた2P描く。1日4Pずつ背景である。

[2003年1月27日]


ああ、どんどん夜型になっていくなあ…。

起きたら午後の4時。寝るのがこれから、午前の4時。だけど、たぶんまた2時間は眠れなくて、正味眠るのは6時くらいだな。どうもこの眠れないで過ごす時間などが非常に無駄だと思うのだが。いったいなんで毎日時間がないのだろう、と思うが無駄に過ごしてる時間ばかりだからである。ああ、無駄無駄無駄無駄。人生そのものが無駄かもしれないが、それにしても1日が短い。

ここから、朝の10時くらいまで起きていて仕事すれば良いのだろうが、そうすればいよいよ夜型になって不健康だからなあ。しかし、非常に下らないことで悩んでいるな。

新宿に行けば凍死したホームレスがアスファルトに凍り付いて取れなくなっているのに。

仕事。ゲロオヤジ8コマの人物のペン入れの残りをやってから、背景を描く、2枚。4枚までやって背景終わりにしたかったが、例によって見てない所で時間を食べる動物が存在しているらしく(バクのようなもの?)、いつのまにか時間が足りなくなっている。

描いた漫画が掲載されている「漫画実話GONナックルズ」と「話王」が送られてくる。「話王」の風俗ルポ漫画はこれが最終回。絵的にはいいんだがな。リアリティがなんにもないのがだめっぽい。「漫画実話GONナックルズ」は印刷されたのを見たら、なんかこれもだめっぽいな。冷静に客観的に見ても、ほとんどクズにしか見えない。最初で最後のGONになったかもしれない。さよならミリオン。

[2003年1月26日]


うーむ。非常にうまそうなホームページだ。しかし、飯寿司高いな。東京で買っても高いが。こういうネットショップで買い物をした事は一度もない。ネットで買うと言う事の安全性に警戒心がある……というもっともな理由があるのではなく、なんとなく新しい物にはなじめないない、挑戦しないのである。

買う金もないのではなるが。いずれは必要となる事態がなにかやって来て、クレジットカードの番号を書き込む事になるんだろうな。

そういえばクレジットカードもいまだにキャッシングにしか使った事がない。買い物に使った事がない。これは変に使い慣れない方がいいかもな。

ポンカンのような物を買って来た。ミカンのひとまわり小さいような奴。なんだろう。食べようと思って皮をむいて見たら、身がほとんどない。先週ポンカンを食べておいしかったので買って来たのに別人だったので残念だ。思うにこれは香りを楽しむものとか、皮を使うものではないか?よくわからんがユズというものか?それとも単に古くなって水分がなくなって干涸びているだけか?種ばかりがめだつ。スダチか?なんとなくこれは「スダチ〜〜〜〜〜!」という名前が似合いそうな気がして来た。

最近、久しぶりに漫画に興味がわいて来て漫画を読んでいる。ほとんど読まないので珍しい。昔、仕事のためとか探るためとか流行を知るためとか理由で、流行り物の面白くない漫画まで読んでいたらどんどん漫画が嫌いになってしまった。それで読まなくなってしまった。それで最近は開き直って面白い漫画だけを読む事にしている。それが一番漫画ラブを育てることができるのではないだろうか?「グラップラー刃牙外伝」板垣恵介を読んだ。漫画で実現される猪木VS馬場戦。これはすごい。プロレス・ラ〜ブが画面中に感じられる。やはり愛だ。どうもつまらん漫画なんかをいやいや読んでると、そういうのは画面に愛が感じられない。漫画家としてやっていられる時間も残り少ないので、仕事として金のためだけに描かれているやっつけ仕事の漫画なんかもう読まなくて良いだろう。もう自分を開放しよう。

仕事。ゲロオヤジ8コマのペン入れをやる。この先の描きたい漫画のアイデアとか構想とかいろいろ沸き上がる。今年は面白い展開しそうだな。まあ、去年が最悪だったので、どんなにコケても去年よりは良い年になるであろう。

[2003年1月25日]


さっき、テレビをつけたらいきなりエイリアンを拷問していた。「ブレイン・スナッチャー 恐怖の洗脳生物」。なんかエイみたいなエイリアンがグネグネしてて、首にから脳みそに触手を通して寄生して増えていくと言う非常にいやな展開である。

しかし、しょうもないB級映画だな。こういうのはうっかり数分見てしまうと、まったく面白くないのにもかかわらず、最後までつい気になって見てしまわずにはいられない、というハメに陥ったりする危険性が大きいのである。

こんな物に首の後ろに寄生されたくない物だな。ていうか、元ネタは「人形使い」か?(ここであえて「寄生獣」と書かないという、こだわりに注目してもらいたい)。ていうか本当に「人形使い」映画化じゃないだろうな。低予算過ぎ。

「恐怖の洗脳生物」はいいのだが、「爆笑学校問題」の人物のペン入れする。ちゃんとした休日を取ると、やる気は確かに出るようだ。ちょっと休んでちょっと働いてとか、ずるずるやっていると、知らない間に能率が非常に悪くなっている事がある。なんというか、脳みそに酢が溜まってくると言うか、腐ってくると言うか、うじうじ……。

「ハムハム人生相談」というネタを考えた。どうだろうか、こういう企画。「ドクトル・チエコ」みたいなうれし恥ずかしな下ネタの人生相談漫画を描くと言うのは。

「おなにーがどうしてもやめられません。身体に悪いでしょうか?」とか「おなにーを人前でやってしまいました。バカでしょうか?」とか。

バカにきまってるだろ。ということで、「ドクトル・チエコ」昔の明星や平凡に載っているかと思って、古本屋で20年前の平凡の値段を見たら1000円もする。「ドクトル・チエコ」のために1000円も出すのは国家犯罪並みだと思いやめる。付録で100円くらいで「ドクトル・チエコの青春悩み相談」とかないかな、と探したがない。普通に人生相談の本とかないか、探したがこれもない。

もう少し考えてなんとかしよう。

ていうか、うおっ!後藤理沙、引退してた?!

[2003年1月24日]


別に仕事が忙しくもないので、一週間に一度ちゃんと休みを取ろうと思って休日にする。二、三日前にインフルエンザで1日のびていたが、ああいうのは後付けで休日ということにしてしまうと、いつまでも休日らしい休日が来ないので、別に取る。

そのようす。ここをクリックしてゴー。

これは遠足である。いや、遠足なのか?散歩にしてはハードだしな。行きに三時間帰りは2時間歩いた。よく運動した日。寒かったのでインフルエンザがぶり返さないように、服装は重装備で行った。

ゲロオヤジ8コマの方の下絵にもOKが出たので、今月はこれと「爆笑学校問題」のペン入れを進めて仕上げて、時間があれば営業用パチ8コマもやる、という感じ、仕事状況。

[2003年1月23日]


仕事仕事。

「死ぬほど恥ずかしい話」から返事がきて「爆笑学校問題」の下絵を少し直してOKが出て、それから半分くらいペン入れすると。

あと、パチンコ8コマ漫画の営業もしようと思ってネタを考える。ネタを考えようとちょっと時間に余裕があったのでレンガ館の珈琲貴族といういつもの単に古臭いだけの喫茶店に行く。こういう店の方がネタを考えやすい。

たまに変なのを頼もうと「パプワニューギニア」とかいうコーヒーを頼む。味が濃いような気がする。が気のせいだけかも知れない。俺が思うにコーヒーを入れるとどんな豆でも同じコーヒーが出るだけではないか?と常々考えているのだが。

考えたネタ。「風俗パチ子」。風俗嬢でパチンカーというネタで単に普通にラブストーリーをするという……。いつもぶっとんだテンションの高いブチキレ系の漫画ばかりなので、こういう普通の話が面白いのではないか?

とかなんとか。

最近の4コマ専門誌なんかだと、不条理やブチキレ系は載っていなくてみんな4コマでストーリーがあって、ただの恋愛してるような萌萌系の漫画ばかりのようであるし。そういうのが流行りか?

[2003年1月22日]


インフルエンザキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━!!!!

うげげ!インフルエンザにかかり1日休み。普通の風邪とどこが違うかというと、お腹に来る。インフルエンザ菌が胃袋の中で増殖してるのだろうか?なんと1日一食しか食べなかった。

どんなに具合が悪くても食欲だけはなくならなかったのにな……。しかし1日一食でも胃袋の中がインフル菌だらけなので、ぜんぜん消化されない。胃袋に膨満感。それと頭痛はガンガン来ないが、根深く頭の芯が痛く重い感じ。

これが私のインフルエンザ体験である。

動けないのでビデオを見ていた。「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」。評判の良い話題作だが、思ったより良くない。

この映画のサイトで見てみたら、舞台劇の映画化ということ。これ確かに舞台で生音楽で見たら感動すると思うな。映画としてだと、ドラマとして突っ込みが足りないというか、スキがあるというか、音楽でムードに流されてごまかしている感じが強い。

主役より何の説明もないが「ヒゲの女の子」がいてそっちの方が気になったが、サイトで見ると「肉体は男だが心は女になりたい潜在意識」という役だそうだが、どうみてもホルモン注射して男になりかけている元女にしか見えない。このへんの描写がちゃんとできていないと、まずいと思うんだが。

客ががらがらのライブばっかりやってるところなんか面白かったのだが。

「ヴィドック」。映画史上初のオールデジタルだかなんだかというフランス映画という事でCG使いまくりだが、なぜがCGがヘタ。ていうかなぜか不自然。金はかかっている感じだが。ただの木とか花とか馬までCGでやってたが、普通に撮った方が 良かったのでは。

なんかひさしぶりに、ジェラール・ドパルデューみたが、なんか老けたな。

今日はハムちゃん漫画の下絵の残り2、5Pをやる。

[2003年1月21日]


うーん!白骨大好き!「茨城・取手市のJR取手駅のホーム下の坑道から男性の白骨化した遺体が見つかる」。

白骨大好きというのも人類としてどうかと思うな。しかし、こういう人知れず死んで骨になっている……という話に非常に夢とロマン感じるのである。ホーム下で死んで腐って骨になって5年間である。ハアハアしませんか?

先日のこういうのも好きだったしな。「小舟と白骨化死体が漂着−新潟・粟島浦」 。あと、東大かどっかで大学の敷地でなぜか白骨化していたオバサンが見つかった事もあるな。白骨オバサンだな。他に昔、かくれんぼしていなくなった少年が70年後に家を壊したら屋根裏でミイラ化してみつかったこともあったとか…。

さっき、テレビをつけたら温泉の湯治の番組という非常にNHKらしいのんびりした番組がやっていて、見ていたら三上寛が出て来た。珍しい。

普通にダンゴ三兄弟の茂森あゆみとかと共に出演者で出ていたが、めったにテレビで見ないが、タレントとして出ていてもぜんぜん違和感がないもんだな、三上寛。歌のアングラな印象が強いのだが。

昨日は酒を三杯飲んだらひどいことになった。酒に弱い。ビールにビールに生茶ハイだったが、1日たったさっきまで頭が痛かった。汗をかけばアルコール分が体外に出ていいかと、ふとんにくるまって汗をかいて寝ていた。

仕事。日本文芸社の方のハムちゃん漫画「爆笑学校問題」の下絵をやる。あと、2、5Pくらい。

今月また借金地獄に陥っていて八万円くらい借りたのだが、ようやく2万5千円ほど原稿料の振り込みがきた。ああ、よかったよかった。だんだんカイジのようになってきたな。

[2003年1月19日]


うーむ、貧しい。【バカ】剛竜馬引ったくりで逮捕【バカ】 。しかも、祭りにもならない。

生活苦から新宿駅でおばあちゃんからサイフを取ろうとして、しかも捕まってるもよう。このスレ、最初はぱああああっと有象無象の群れがきて罵詈雑言をならべていたが、最後は同情してるものだけが残り、なにやら通夜のようにしんみりするスレになってしまった。

46歳だしなあ……。きついよなあ。46歳は。不況だし。

「引ったくり犯が剛竜馬とわかったらカバンくらいあげてやる」という書き込みとかなかなか泣けてくる。妻も小学生になる子供もいるしな。しかも、生活が苦しくて最近はホモビデオに何本も出てたりしてるし……。これは趣味がはいっているかも知れないが。

漫画家もプロレスも良いのは若い時だけだからな。しかも大手ならまだましでも、剛竜馬はインディーでしょぼしょぼと、俺もインディーだな、おお他人とは思えない。インディペンデントというと、大手に属さない独立系という意味だから、俺はまさにインディーだな。

ああ、これからどんどん苦しくなるんだろうなあ。46歳頃は大変の絶頂期にあると思われる。うひょひょひょ。今のうちにちゃんとひったくりで逃げきれるように、逃げ足を鍛えておかなくてはな。ショアー!

しかし、逆にこれだけ同情されるということは、剛竜馬はプロレスバカとしてはけっこう幸せな晩年でもあるのではないか?

とかな。まあ、やっぱり金がないとどうにもならんが。

いかに生きるか。

仕事。ゲロオヤジ8コマの最後の1Pをやって切りが良いところなんでそのまま休みにする。買ってあったいしいひさいちの「ノンキャリアウーマン」1・2を読んだり。もう全盛期ではないんだが、それでもちゃんと面白い。4コマ仕事がこれから増えていく予感なのだがこのへんは面白いな。

[2003年1月17日]


細々とした事をして日々を過ごしている。

それで今日は昨日の延長でまず起きて御飯も食べないで、ああ、腹減ったなあ、たまにカニとか食いてえなあ…、でも近所の「たらばや・3500円でタラバガニ食い放題」なんかやたらと評判悪いしな、ていうか、この店昔ウチのサイトのオフ会 で使ったなとか、考えながら、いや、こんなこと考えてなかったけどさ、とにかくTゾーンにいってカラーインクを買ってくる。

と、思ったらPM2000Cのカラーインクが売っていない、腐ってるなあ、心の底から腐っているぞ、Tゾーン、ZONEはかわいいけどな、ゾーンというか、ゾネだなゾネ。ドラムが演奏中にスティックをもって踊っていた、という伝説を作ったバンドだな、それなのにドラムの音はしっかり聞こえていたという、バンドなのかな?バンドのコスプレという説もあるなゾネ。

ゾネはいいんだがそれで西友まで行ってインクを買ってきて帰る。それから「ごっつ裏」の表紙イラストをプリントアウトして、データをCDRに焼いて……と思ったらCDRエラーが出て、CDRが足りなくなる。それでまたTゾーンに行ってCDRを買ってきて、データ焼いてそれらを封筒に入れてコンビニに行って、受け取り人払いの宅配便で送る。

もうこれだけでたくさん働いた気分になるが、考えてみると移動をたくさんしただけだな。

まあ、こんなにこちゃこちゃ動いてると、働いたなあーという過った満足感をもったりするから気をつけなくてはいけないな、いや、気をつけることもないがな。なんか営業社員的な満足感ってこんなかな、ていうか結果を出さないと営業社員的には、満足してはいけないんだろうな。今日は自動書記みたいになってて、何言いたいかよくわからんな。

それから、ゲロオヤジ8コマのの下絵を2P。なかなかすすまないなあ……。

[2003年1月16日]


うおおおおおおおっ。脳みその調子が悪い。

しまいには、ブクブク蟹のようにアワ吹くぞ、と言いたくなるくらい、近頃憂鬱な気分が続いているのである。不定愁訴だろうか。というか不定愁訴って何だろう。ただの欲求不満か。

なんか、なにを見ても陰惨なビジョンしか頭に浮かばないのだが。

食っているものが悪いかも知れない。えーと、これはシラタキとトウフとタマネギとフのサラダ。塩茹でして最後にカツオブシと味ポンをかけます!画像で見るとすごいまずそう!

少なくともこれを食べても、幸せなら手を叩こうパンパンとか脳天気な歌をいきなり歌い踊り出して、ひとり部屋の中でミュージカルを始めるといった都会にありがちな孤独な光景にはならないけっしてならないだろう、というかどんな光景だ。

悪いのは食い物。亜鉛が足りないのだろう。

「貧富の差が出る」 着物の新成人式典に出られず。大分県姫島村の成人式で、なんか知らんがこの村は30年前から、「貧乏人は着物を着れないので平等のために着物を成人式で着るのは禁止」という条例があるらしい。

それで、今年せっかく親戚が手作りの振りそでを作ってくれたのでそれを着て成人式に行った女性が、会場に入れてもらえず返されたという。なんという馬鹿らしい世の中だろう。

それでとばっちりとくらったのが、姫島村商工会掲示板 。さっそく爆撃をうけている。

明日、商工会議所のオジサンがパソ立ち上げて見たらさぞや驚くことであろう。

それにしても、平等と言う言葉がこんなにばかばかしいナンセンスなものになってしまったのは、いつ頃からだろうか。俺の小学生の頃なんか「平等」とか言うとなにがなんでもありがたがって、ははーっ!と最敬礼しかねない土壌があったが。

「ラブ & ピース」の時代だからな。今やラブもピースもどこにもありゃしない。見渡す限りの廃墟が広がるだけである。

やっぱ発想が鬱っぽいな。

仕事。ゴッツ裏のペン入れとかパソに取り込んだり。プリントしようとしたらインクがない。完成は明日に。

[2003年1月15日]


こういう事件が非常に好きなのである。 「小舟と白骨化死体が漂着−新潟・粟島浦」 。いったいどういうできごとがあったのだろうか…。しかも、この人(白骨)パンツをはいていない。船の上で腐ってるとはいえ、チンコ丸出しで漂流を続けたとわ。

まあ、こういう死に方だけはしなくないものだな。

あと、こういう自然系のニュースも好きだ。「リュウグウノツカイ、一挙に3匹発見 福井 」。こりゃあ、もう大地震が来るしかないね。明日朝起きたら福井は陥没してなくなっているんじゃないだろうか? と思えるようなイキオイでリュウグウノツカイ3匹である。

リュウグウノツカイは池袋のサンシャイン水族館の壁に白っちゃけた標本が飾ってあって、あれは見てもあまり感銘は受けないな。珍しい標本らしいが。

で、これがけっこう見る事ができない珍しい生きているリュウグウノツカイの写真。これはほんとうに神々しい。生で見たらびっくりするだろうなあ…。

仕事。今日はのんびりしすぎた。ゲロオヤジ8コマ漫画の下絵に入る。2Pずつ2日でと思ってゆっくりやっていたら、1Pやってのんびりしてるうちにすっかり寝てしまう。1日1Pか…。

すげえ良い身分だな。この進みかた。あと、編集に知り合ったので。パチンコ4コマのプレゼンをしたら仕事取れそうなので、いろいろ構想を考えているが、エキセントリックじゃなくて、普通の女の日常的なパチンコ4コマとかいいらしい。またーり、していいかな。こういうのも。テンションでぶち切れてる漫画ばかり最近描いてるからな。

[2003年1月14日]


今日のグロ画像。じゃなくて、これが今日の夕食である…。ダイエットメニュー。こんなものを毎日食べている。

見た目、すげえ〜激マズそう…。だが、食べるとおいしいのである。

と、言っても外で店でこんな料理が出たら、大激怒して大魔人の顔になって、刀をふりまわして警察に捕まってしまうレベルのような食べ物ではあるが。こうして考えてみると、食堂の食べ物と言うのはよくできているものである。

なお、このスパゲティーであるが、赤ウインナーとジャガイモ、そして千切りキャベツをまぜてカサをましてたくさん食べたような気分を味あわせるという作戦のスパである。実際、メンは100gは使っていない。

こんどこそ、グロ画像。うわっ、モーターサイクル!じゃなくてこっちは夜食である。

これは非常にカロリーが少なさそうだ。カロリーがありそうなのは、チクワくらいか?あとはシラタキとモヤシとショウガで、言われないとわからないかも知れないが、サラダである。

もう他のサラダが怒って、賠償と謝罪を請求するニダ!とか言って国際的な紛争になりそうな勢いの夜食である。

この料理の欠点は食べてもすぐ腹が減るという事である。12時頃に食べたのにもう腹が減ったという今は一時である。

今日の仕事。「ゴッツ裏」の表紙の下絵をもう一点描いてコピーして編集部にファックスする。明日も休日なので、返事が遅れるなあ。漫画家は休日は関係ないので、仕事が遅れるだけのやっかいな存在である、休日。あまり増えない方がいいなあ。

それから、コンビニに行って漫画話王のカットと、打ち合わせで見たいといわれてたので、パチンコ漫画とヤクザグルメ漫画のコピーを、宅配便で送る。

そのあと、レンガ館(というしけたビルがある)の「珈琲家族」でコミックハウスの「人妻熟女ものがたり」に描く8コマ漫画のネタを考える。

[2003年1月13日]


よいしょっと。

今日はなかなか仕事する気にならない。

ルノアールで今度やることになった日本文芸社の「死ぬほど恥ずかしかった話」という雑誌の打ち合わせをやる。増刊で出てた奴を見て作品見本を送っていてそれで連絡がきたのだが、これからは隔月で刊行されることが決まったらしい。良い時にコピーを送った。良いタイミングでもぐり込めた。

6Pでアンケートで切られるか雑誌がポシャるかするまで連載になる予定。ていうか連載はそういうものか。

それで、ぱあっと企画とか話し合ったが決まった。「爆笑学校問題」というタイトル。学校の先生にこんなひどい目にあった事があるとか、恥ずかしい目にあったとか、深刻な日本の教育問題を非常に下らなく語るという漫画である。

ところで考えてみると、先生にひどい事をされた記憶がほとんどない。というか、ほとんど先生に対しては印象が薄くてよく憶えていないのである。それで、ネタがないので、ここでこれを読んでるみなさんにメールでネタを募集しようと思う。

ネタが思いついた人はここにメールを…。 先生にひどい目にあったとか、いやらしい事されたとか、ひきょうなことされたとか、むかついたとか、怒ったとか、泣いたとかそういうの。よろしくよろしく。

かいどうさん兎さんはネタがありそうなので義務です。なお、採用になっても謝礼は「やー、載ったよう」とか「描いたよう」とか、俺に言われるだけです。たぶん、日本文芸社の方にならネタを送るとなんか謝礼はあると思うけど。

あと、たぶんネタにもかなりつっこみを入れると思うので、それされてもマジキレしたりしない人キボンヌですよ。さあ、あなたの人生が俺に漫画化されてしまうチャンスです。後悔するなら今!

で今日はなかなか仕事をする気にならない。だらだらして、最後の1時間くらいにゴッツ裏の表紙のイラストのプレゼンする下絵を、3バリエーションくらい描く。明日もう1パターン描いてそれくらい見せればいいかな。前回は初めてなので気合いが入って10マイくらい描いたが。



[2003年1月12日]


2日ほど仕事を休んでいたので、なかなか気分が仕事モードに戻らない。ていうか、最近「中年の危機」か、昨日から憂鬱な気分が抜けなくて、どろどろになりかけていたが、今細かいやる事がいろいろあるのでそれらをかたずける。

漫画話王という劇画雑誌の「間違い探しイラストコーナー」をやる事になったのだが、そのイラストを描く。一個描いてパソでコピーしてはり付けてと思ったが、トーンがむらになったりで、同じ絵にならないので、ニマイコピーして両方張って片方の絵を少し変えるふうにする。

しかし、「間違い探しイラストコーナー」っていろんな雑誌でよく見る。俺がやる事になるとは感慨が深いものがある(わけでもないが)。

それと明日打ち合わせをする他誌のために、漫画をプリントアウトしたり、また、漫画話王の担当がオヤジ劇画雑誌に載るような漫画があれば作品見本を見たいというので、「極道ラーメン」とかパソで取り込んでコピーしたり、「新宿パチ鮫」という未完の8コマ漫画があるのだが、それもコピーしたりする。

オヤジ劇画雑誌に載るような漫画というとギャンブルにグルメにヤクザだろうということで、こんな感じかねえ?編集方針はエロメインだったのだが、最近の法律改正の動きの影響で、H漫画を減らして、ギャンブルにグルメにヤクザなどの漫画を増やしたいという感じらしい。俺的にはその方が良いが。

「極道ラーメン」がまた始まったりすると面白いのだが、そううまくはいかないか?

アンジェリーナ・ジョリーの「トームレイター」を見る。CGアクション場面も多いのだろうが、それよりまるでCGで描いているようなアンジェリーナ・ジョリーの巨乳を見るための映画である。確かベトナム系が微妙に入っているので、それでか、唇が厚くて非常にエロイ顔。

[2003年1月11日]


仕事依頼キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!

しかし、去年前半の仕事日照りはなんだったか?と思えるような仕事の順調な増え方だな。まじで月一誌くらいの確立で最近来ている。ありがたいねえ。やはり、ショート系で行け、という事だな。わかった。まちがった方向に行っていると、仕事はまったく来ない…。

あたりまえの話ではあるがな。

雑誌は「ほんとにあった恥ずかしい話」だったかな?正確には少し違ったかもしれない。これまたエッセー漫画だ。打ち合わせまだしていないので、どんな感じになるかわからないが、6Pだ。確か読者の体験の投稿ハガキを漫画化とかいうワクもあったと思うので、そっちに回されるかも知れないが、なんでもいいぞ。

仕事は選ばん。

会社は日本文芸社。俺基準では、なかなか大きい会社ではないか。しかも、劇画のゴラクを出しているところだ。個人的にはゴラクのとこ、というだけですげえインパクトがあるんだがな。わからんかな?はっきり言って非常にうれしい依頼だ。

髪を切って来た。また2000円の格安美容室。いつも行列のできてる「肉のサトウ」の近くの「GIA」だったかな?近くに「GAI」という別な美容室もあってややこやしい。2000円だと余計な事をしないので、客がいないと非常に速く終わるのだが、今日はたまたま混んでいる時にあたって時間がかかった。そのかわり、前回とちがって格安美容室なのに、ずいぶん丁寧に時間を掛けてカットしていたような。また、ベリーショート。

夜は高田馬場でアシたちや編集者と飲み会。なんていうか、仕事関係のつきあいだと、やはり飲んでても仕事で飲んでるという感じの飲み会になってしまうな。義理とかつきあいで。仕事上でのつきあいの人は、たぶん仕事だけのつきあいにしておいた方がいいかも知れないな。

あと、どうやら松井雪子が 芥川賞の候補になってるらしい。2chの某スレで調べていたが、どうやら漫画家の松井雪子本人のようだ。まじかよ。すげえ。

[2003年1月10日]


今日はウロウロした。

  ビクッ. ∧ ∧  ∧ ∧
     Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
     ./ つ つ
  〜(_⌒ヽ オロオロ
 ブッ ω)ノ `Jззз

これはオロオロ。しかも、ズレ直らない。

まず電話で各編集部にアポを取って、それから原稿をもって電車に乗ってガタンゴトンと揺れて、飯田橋にいって、話王編集部に行って原稿を届ける。「裏風俗ルポ漫画」6P。今回でこれが終わってしまったので、代わりにというか親切に他にカットとかイラストとか仕事世話してもらう。

また、ここの編集部の別な漫画雑誌でギャンブルかヤクザ物の漫画家を探してるそうで、そっちの雑誌にも、作品見本を見せてアプローチする事になる。

誰も知らないのだがギャンブル物もヤクザ漫画も実は一年以上の長期連載(俺的には長い)していたのだ。というか、まともなストーリー物で連載でしたのこの2本だけだな。「パチンコ渡り鳥銀太」と「極道ラーメン」。まあ、誰も知らないのでわかるとおりまったく人気はなかったのだが。

それから今度は水道橋に行って、ゴッツ裏の原稿を届ける。今日は原稿配達の日だな。

年末年始にキューキューなスケジュールで描いた「レズパーティー潜入ルポ」の16P。ゴッツ裏ではまた表紙のイラストも描く事になった。1号に続いて2号めだな。イラストレイターさまと言ってもらいたい!

って、前回も書いたおぼえがあるな。

雑誌の表紙は「表1」と呼ぶらしい。業界ぽい。今日憶えた。

それからなぜかよくいく東京ドームの下のレストランでビーフカレーを食べる。原稿完成記念だな。先月から続いたラッシュだったからなあ、長かった。ちゃんとうまく全部問題なくできたのは、めでたい。

まあ、こういうとき俺は漫画家の中では異常にきっちりと安定した進行する方なのでたすかるな。江口寿史の正反対のタイプだな。才能は江口寿史のほうが100倍くらいあるが。ていうか江口寿史日記がぜんぜん更新されないな。アクションの連載で死んでいるのか。(ちなみに会った事もないまったくの他人だが)

で、それから市ヶ谷に行くのである。総武線各駅停車駅をいったり来たりである。市ヶ谷フィッシュセンターに行ってエビとか魚とか眺める。ろ過装置のろ材を買う。それからルノアールに行って、この先の営業用漫画(また描く)のネタを考えたりコ−ヒ−飲んだり人生について考えたり日本の将来を憂いたりオナニーにふけったり、まあいいかどうでも。でも本気にしないだろうな?

「ロード オブ ザ リング」を見る。これを見たファンが戸田奈津子の翻訳があまりにひどすぎるので、頼むから2は戸田奈津子じゃない人にしてくれと、問題になっている映画だな。確かに変なというか意味わかんねえよ、という珍訳がたくさん。

どこがどういう風に変かはここを見ましょう。

戸田奈津子は長年の映画への貢献の大きいたいへんな人物ではあるのだが、近年はボケてきたというか、仕事が荒いらしい。今でも日本の映画のほとんど大部分をひとりで訳しているという超人的な人物で、一本の映画を2日で訳すらしいというものすごい速さなのだが、あたりまえだが、そのせいでひどい訳になってるらしいが誰も止めないらしい。

ちなみにファンがいくら署名を集めて反対しても配給会社は2も戸田奈津子でいくと決まったようだ。確か映画の監督も日本のファンから誤訳のひどさを知らされて戸田奈津子に反対したそうだが、日本の配給会社は無視したという。

まあ、ようするに戸田奈津子は誰も反対できないような「大物」なんだろうな。こういう事は出版界でもよくあるような…

しかし、映画見たが長い!しかも、最後、終わってないじゃないか。

[2003年1月9日]


ああ、いそがしい。ような気がする。

皮のカバンの角がやぶけてきたのだが、金がないので買い替える気にならない。そこで修理することにした。張り付けるものに皮の断片を探したが売っていなかったので、平たいゴムを買って来た。それと皮ゴム用の強力そうなボンド。

それでいざ張り付けようと思ったら、まず紙ヤスリで表面をけずってくっつきやすくしろ、とある。そこで今度は紙ヤスリを買ってくる。

これだ。60円。しかし、なんという奇妙な味の商品名であろうか?「紙ペーパー」。…。

同じじゃないか?。しかし、これだけだとわけわからんが、隣に売っていたのが布製のヤスリで「布ペーパー」だった。その対比で「紙ペーパー」という珍妙な名前になったようである、と考えると意味もわかるが、「布ペーパー」もよく考えると矛盾した名前である。ペーパーじゃないし。

トウチジャンというものを買って来た。トウチとは確か岡納豆とかいう中国の発酵味噌のようなもののはずだ。コチジャンとかトウバンジャンの唐辛子味噌系を買ってこようと思ったが、目に止まったので挑戦してみたのである。

食べてみるとけっこう辛くて塩辛い。トウガラシは入ってないはずだが。

この世には見知らぬ食べ物を食べてまずい思いをするのがいやで同じものばかり食う人間がいるが、私はまったく正反対でどんなまずそうな食べ物でも挑むほうである。まずければまずいほど、心の喜びなのである。虫以外なら食べよう。でも、毛虫は食いたくないな。

とあるゲテモノ食いサイトで「毛虫を焼いて食べたら、まずかった」という感想が書いてあったが、非常にそのままな感想だと思うな。こんなサイトだな。このサイトだったかどうか、また開いて確認する勇気はないのである。おえー。

仕事。ばたばたと、裏風俗漫画のペン入れと背景を少し。しかも、編集部から電話が来て打ち切り宣言である。うう、俺の人生に安定という文字はないのだろうか?ていうか、曲り道で不安定な選択ばかりしてきた結果がこれなのだろうか?

ジェットコースター人生。生でリアルで人生ゲームを楽しめるとは非常に面白い。神よ、もっと叩いてくれ、俺を虫のように踏みにじってくれ、ハアハア。

ハッピー?

[2003年1月7日]


ああ、舌が痛い舌が痛い。また、舌の先が切れているなあ。これはビタミン不足かな?ビタミンが足りなくて、このままでは死んでしまうのだろうか。

かと、いって果物を食べる習慣はないしな。習慣ていうか、高いし重いし買っても、スーパーでの大量の荷物と一緒に持ってかえるのがたいへんだしと、果物買わないからなあ。おいしいから好きだけどな。

このまま、舌の先がどんどん切れて割れていくと、ヘビのように先き割れ舌になって「シャーッ!ニョロニョロ」とかいって這い回ったりしないといけなくなるのかな。

それでハムスターとかムシャムシャ食ったりして…。ハムスターならまだしも、ピンクマウスなんていやだな。ピンクマウスというのは、最近爬虫類系サイトなんか意味なく見てまわって知ったのだが、冷凍した毛のないマウスの子供らしい。

アイスマウスになってて、電子レンジでチン!して爬虫類に食わせるらしい。ハツカネズミに生まれなくて良かったな。

まあ、冷凍系のエサというと、ウチの冷凍庫にも、冷凍赤虫がはいっているけどな。

これ一見するとチョコレートでもはいっていそうなおいしそうなパッケージなのだが、開けると凍り付いた赤虫がはいっているだけで、おいしくないのである。

今日はアシが来て仕事。明日から出版社は仕事始めで、しばらく原稿渡しやらなにやらで、ばたばたする予感。

[2003年1月6日]


はあああ。

アシが来てゴッツ裏の16Pの方の仕上げ。今回は締め切りが団子状態で、数日時差で話王6Pの締めきりもある。そっちは描いた次の日の早めに原稿持っていって、渡さないと間に合わないと言う、非常になにもサバ読みのない「ほんとうの」締めきりなのである。

いいねえ…。綱渡り。漫画家のようではないか?

ちゃんとうまい具合に、どっかでつっかからないで、進行していくだろうか?俺の頭の中のスケジュールではキレイの出来上がるはずなのだがな。

しかし、正月は不便である。正月にぶつかったので原稿料の振り込みがづれこみ、アシ代を払うためにまた日本信販から6万円を借金した。1日ずれるとたぶん振り込みが入って払えるんだがなあ。

こういうチマチマした借金がたまりたまって、追い込みを掛けられて臓器を売り渡したり、なんか豪華客船に乗せられて命を掛けて星を奪い合うゲームをやらされたりするんだろうなあ。

ところで、いきなり書かれても意味わからなんだろうが、「下品漫画」というジャンルはよさそうだなあ…。その路線で行こう。

6Pが終わったらようやく去年の12月の頭からギューギューつめになっていた、スケジュールがひと段落して、暇になる。それまでがんばろう。

[2003年1月5日]


はああああああああ。

今日はなかなかよく働いた。明日からアシが入るのでそれに合わせて進行したが、今回は1日くらい足りないペースで無理矢理だったので、たいへんだ。それで人物のペンを16Pやってそれから顔のペン入れを4枚やった。

顔のペン入れを8Pまで進む予定のノルマを立てていたが、それは無理があったな。まあ、これでなんとかちゃんとできそうかな。まだ、下絵の返事とか正月休みに編集部が、はいっているのでもらっていないのだが、あまり大幅な直しがこなければいいな。

いそがしいので西友に買い物にもいけず、コンビニで適当に買って済ませるが、コンビニの野菜とか種類が少ないからなあ。

ところで、なかなか変な物を食べている。こんな感じ。今日の朝ごはん。冷蔵庫の残り物整理と言う感じである。

タマネギと赤ウインナーとタチウオのサツマアゲ?とショウガを醤油とミリンで煮たものに、茹でたスパゲティーをからめる、という物である。なかなか、食べごたえがなかった。肉が食いたいなあ。ハアハア。

そしてこっちが夕食。というか、夜食?これは色見に問題があると思われる。同じような色ばかりで食欲をわかせない。えーと、トウフとダイコンとキャベツとシラタキのコンソメスープ煮である。たぶん明日の朝の分もあるであろう。

これでゴハンでもつけば満足感もあろうが、米はなし。北朝鮮のように貧しい。米を買える身分になりたいものだ…。

[2003年1月4日]


どっこいしょ。

やれやれ、今日は調子の良い日のようだ、と好調に仕事にふけっていたら、途中でうっかり三時間くらい寝てしまい、いきなり進行が遅くなりやっぱりいっぱいいっぱいな今日である。

どうも、途中でうっかり寝てしまうのがまずいようだ。とはわかっているのであるが、心の隙間をついて、無意識のうちにふと布団の上に横になって、ちょっと休憩、などとおもってしまうのである、もちろんちょっと休憩どころではなく、熟睡してしまうのである。

まあ、寝てしまったらしまったで、うだうだ言ってもしょうがねえなあ、とあきらめるのだが、ただその後が良くない、低血圧なのか、非常に目覚めが悪く身体中がグテグテに腐って、いと気持ち悪い、寝入る時は甘美なのだが、寝起きはなんでこんなに不快なんだろう。

やっぱり、体質か?イタリア人は毎日、昼寝を取るらしいし、不快そうにダルダルになっているイタリア人は見た事がない。ていうか、生イタリア人を見る機会もあるわけないのだが…。

イタリア人というと、毎日スパゲティーを食っているようだが、私も毎日食べているのである。最近は、またダイエット時期になっていて、非常にカロリーの少ないスパゲティーである、というか野菜を一緒にたくさん煮込んだり、キザミキャベツをゴサッと添えたりして、カサを増やしてスパゲティー本体の量を減らしているので、スパゲティーなのか、スパゲティ入りサラダなのか、わからない惨状である。

落ち始めがなかなか落ちないのだがようやく1キロ落ちた。

今日はまずカッパの絵を描く。下絵を描いてペン入れまで…。カッパの資料を探してネット上で画像を落としまくる。カッパと言っても水木しげるをパクルわけにもいかないしな。日本画とか置き物とかを参照。

それから、ゴッツ裏の「レズビアンパーティー潜入ルポ」漫画の下絵、4P描いて下絵は完成。正月からいそがしい。

テレビつけたら、アユとサンマとタケシが対談してたが、アユずいぶんやつれたな。疲れてるのか。

[2003年1月3日]


よいしょっと。

新年そうそう電池が切れる。気力がないなあと思っていたら、体力もなくなっていた。やる気がないというか。こういう時は、そのうち風邪をひくと言う前兆である事が多いのだが。

それでも、なんとかだましだまししながら、下絵を4P描く。調子がいいとあっという間に終わるのだが、こういうダメな時は、原稿をじいーっと見続けては、少し描いて休んで、また義務感から原稿を見続けて、描かなくては描かなくてはと思いつつまったくやる気がおきないのを、少し描いて。という感じで1日終わる。

わけあってカッパの絵も描かなくてはいけないのだが、今日がこの調子だったので、進行がいっぱいいっぱいになってしまったな。

まあ、だめな日と言うのは朝目を覚ました時点でもう疲れていて頭がおきない、低血圧のまま1日が過ぎる。こういう感じ。

ところでそんな調子が悪いにもかかわらず、衣装箱ビオトープのまた引っ越し。前は洗濯機の前に置いてあったのだが、洗濯のじゃまになるのである。それに日陰になって日光がよく当たらないので、日当たりのいい高いところに、移動させた。

しかし、この移動がたいへんだった。というか、重かった。まず水をバケツ二杯分減らして、持ち上げようとしたが持ち上がらず、中に入ってたテラコッタ製のプランターや植木鉢もはずして持ち上げて、テーブルの上に引っ越しだ。

移動してみると、思ったよりおさまりがいい感じで良い。あと、こんなところからなにかの芽が出ているのを発見。ていうか、一回芽を移動させたが、写真を撮るためにまたもどして、撮影している。やらせ?

ていうかよく見えないか。サッシのサンの上に小さな芽が。

なんかの種が植える時にでも落ちて飛んでいってここで育ったのか。たくましい。とりあえず、メダカ水槽の植木鉢に植えたが、根がほとんど切れていたのでどうかな。それにしてもサッシのサンが汚い。というか、この部分はサンでいいのか?サッシのミゾ?元旦だしこの後、珍しく掃除した、ここ。

[2003年1月2日]


メリークリスマス!

なんか早く仕事も終わったので、猪木祭りだがなんだか言うのを見ていたら、なんか興奮して寝付かれないではないか?知恵熱か?しかし、試合自体は予想通りの展開ばかりで、意外性の面白さはなかったな。去年の安田の勝利みたいなミラクルがあると面白いのだが。

しかし、高山の顔、ぼこぼこ。痛そう。もともと、恐ろしい顔がさらに凶悪になっていた。

先月の頭から仕事が詰まりっぱなしで、疲れて来たので、1日4Pずつしか下絵を描かない。ネームを切ってないのでネームを考えながらなので、4Pでもいいかというとこだが、それでも4Pだとさすがに楽である。

それで特に問題もなく今日も4P描く。大みそか正月と仕事がタイトなスケジュールで詰まっているので普通に仕事してすごそうかと思っていたが、なにやら祝日な気分だったので、西友で生スシとローカロリー発泡酒を買って来て食べて飲む。これが、唯一の大みそからしい行動。正月はテレビがたくさんやっていておもしろいな。

あっ、と今突然気がついた事がある。高村薫の「マークスの山」を読み終えて面白かったので、古本屋でまた高村薫の別な本を買って来たつもりでいたが、今よく見ると宮部みゆきだった。

俺の中で高村薫と宮部みゆきは区別がつかない存在らしい。まあ、同時期にばーんと出て来たからな。まあ、いいか。宮部みゆきにも挑戦だ。「火車」というたぶんカードローンとか借金地獄とかいう非常にいやなタイムリー過ぎる話だ。正月にもまた借金をしなくてはいけなそうなあんばいだなあ…。ああ、金、金…。

[2003年1月1日]



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