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野川の水草
野川に行ってみた。
駅。吉祥寺から隣の隣で乗り換えして隣が新小金井駅である。距離的には非常に近い。しかし、中央線沿線ではないせいかとてものんびりしたカントリーな空気がする。住むには静かでいいかも。家賃安そう。しかも、駅の構内に踏み切りがあり、それを渡ってホームを移動する。なんともローカルでいい感じ。
駅から10分くらいで野川である。ちょっと迷ったがすぐ着いた。このへんは野川公園。近所とは思えない大自然。
こんな水草が生えてた。下が拡大図。なんだろうこれ。見た事もない。帰ってから調べてみるとたぶんセンニンモというものらしい。さりげなく生えている。まあ、一般人にとってはなんら関心のないものには違いない。
真冬のせいか魚とか生き物の影は水中にはまったくない。でも、この寒い中水草が数種類見つかったので、夏に来たら自然が豊そうな感じがする。都内で唯一メダカが生息しているという情報もあるがここならいそうである。
少し行くとまたこんな水草の群落が……。水草天国。たぶんキクモ。またはフサモ。なかなか緑の新芽の部分は美しい。
水中ではなくて湿地性植物の群落。ていうか、農業的な見方で言う水田雑草である。このたぐいは雑草だけあって種類が非常にわからない。これもわからない。まあ、なんかの雑草。
ミズゴケ。これは割とどこでも生えている奴。野良ウィローモス(種類が違うけど)。でも、汚い川だと生えていない。
サギがいた。たぶんコサギ。鳥はさっぱりわからない。サギとアイガモがやたらといる。
「自然観察園」という柵に囲まれた場所があって中にホタルを育てている小川や、湿地帯があるので入ってみる。生き物は取ってはだめ。なかなか面白そうな水生植物が生えていたんだけどな。その中の池のひとつ。池と言うか水たまりみたい浅いのがいくつかある。この池ではアオミドロが大繁殖。昔ならうっかりこういう所に鯉や鮒をわさわさ放流してしまいそうであるが、現代はもうそういうことはしないようで魚の影はない。暖かくなったらドジョウとかハゼとか出てくるのかな。
「自然観察園」を出て野川公園を出て野川をどんどん下っていく。
約2時間後、迷子になる……。ここはどこだろう?
行き先を決めてなかったが、深大寺があるのでなんとなく深大寺に行く。もう暗くなってきているので、予想はしていたがソバ屋はみんな店じまいをしている。しょうがないのでスカイラークに入って、ごはんを食べる。食べられたごはんのようす。しかし、深大寺に来てスカイラークとは……。
さて、ここからが地獄の行軍になった。どうしようかな、と思ったがどの駅に向かっても遠いので、またこの遠足(遠足だったのか?)は運動が目的なので、また今来た野川沿いの道を逆行して、新小金井に戻る。これは体力の限界をわきまえないかなり無理な計画だった。ここが日本アルプスなら遭難して凍死していることろである。2時間かけて戻った。途中なぜかネズミの絵を掘った石があった。なんだろう。
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