ジョーディは人工知能の会議に出席するためシャトルで惑星ライサに向かっていた。暇潰しにコンピューターとクイズをやっていると、突然ロミュラン・ウォーバードが現れ、ジョーディは転送されてしまう。
一方、エンタープライズはクリンゴン大使と共にクリオス星系へ向かっていた。クリオス星の反乱分子に連邦が手を貸しているというクリンゴン評議会の疑いを晴らすためだ。
ウォーバードに連れ込まれたジョーディは洗脳装置に座らさ、バイザーの神経インプラントの端子を通じて脳に直接映像が送られる。苦悶するジョーディ。そこにジョーディそっくりな男が現れ、ライサに向かう。
客室では今回の件で連邦を疑っているケル大使にウォーフが食って掛かる。またデュラスを殺害したのは個人的な理由からと説明するウォーフに、ケルは「重要なのはクリンゴンの誇りを貫いたことだ」と答える。
テン・フォワードでオブライエンが自慢話をしている。そこにジョーディがロミュラン人と共に現れ、彼を殺すよう命じられる。どうやらここはロミュラン艦内のホロ映像のようだ。だが、ジョーディは彼を殺すことが出来ない。再びジョーディのバイザーに命令が伝えられ、今度は躊躇することなくフェーザーでオブライエンを撃ち殺してしまう。
エンタープライズに戻されたジョーディはいつになく明るい。トロイにライサでの出来事を嬉しそうに話している。艦のセンサーに(通常では感知されないはずの)Eバンドの波長が感知されるが、発信源はわからない。
クリオスでケル大使、ピカードがバーグ総督と話している。総督は連邦が反乱者たちを支援している証拠として艦隊で使われているフェーザーライフルを突きつける。ピカードはエンタープライズで詳しく調査すると伝えるが、総督は態度を変えようとしない。エンタープライズで行われた調査の結果、ライフルはロミュラン製であることが判明、ジョーディはクリオス星でそのことを報告する。彼はケル大使の方を見て奇妙な顔をする。バイザーの中央に奇妙な記号が写る。その時エンタープライズではEバンドの波長を感知する。
貨物室に忍び込んだジョーディはコンテナをどこかに転送し、コンピューターの記録を消去する。その直後、バーグ総督が血相を変えエンタープライズから武器が転送されたと抗議してくる。そしてエンタープライズの前にクリンゴンの巡洋艦が現れる。
デイタとジョーディがコンピューターの転送記録を調べた結果、確かにクリオスに向けて武器が転送されていたことが明らかになる。このような証拠隠滅が出来るのはジョーディやデイタを含め四人しかいない。ジョーディのバイザーにまた奇妙な文字が現れる。エンタープライズのセンサーは再びEバントの波長を捕らえる。調査の時間稼ぎのためバーグ総督がエンタープライズに呼ばれることになった。ケル大使の部屋をジョーディが訪れる。大使もグルらしい。彼は大使を殺すようジョーディに命じる。
ジョーディは医療室を訪れ不眠を訴える。視覚皮質に異常が発見されるが不問に付されてしまう。
エンタープライズに乗船してきた総督は貨物室で調査状況を聞くことになっていた。やっとEバンドの発信源が艦内であることが判明、スパイを発見すべく調査が開始される。そして、Eバンドと類似した電波を探していたデイタはジョーディのバイザーがその原因であることに気付く。その頃ジョーディは一人貨物室に向かっていた。デイタはジョーディがライサに行く際利用したシャトルの記録を調べるが異常は見つからない。だがシャトルの外壁にはトラクタービームで捕らえられていた証拠があった。
貨物室では大使やピカード、そして総督が転送記録を調べている。デイタはロミュランが行おうとしてしていることに気付きジョーディを呼び出すが、彼は返答しない。デイタはウォーフにジョーディを逮捕するよう命じる。
デイタの強い口調に驚いたウォーフはジョーディのほうへ近づこうとするが、総督と一緒に来たクリンゴン人たちに取り押さえられてしまう。フェーザーをかまえたジョーディに気付いたピカードが危うい所でジョーディを取り押さえる。遅れてきたデイタが今回の事件を説明、ケル大使は尋問のため総督に拘束された。
ジョーディがトロイのカウンセリングを受けている。偽の記憶と失われた記録は簡単には取り戻せそうにない。