エンタープライズはマッキンレー宇宙基地でオーバーホールを受けていた。乗員たちの多くは休暇を与えられることになっている。ライカーから養父母がエンタープライズにやってくると知らされたウォーフは憤慨している。そして、ピカードは生れ故郷であるフランスのラベールに帰るつもりらしい。ボーグとの戦いで受けた傷はかなり回復したが、心はまだ癒されていないようだ。
イライラした様子のウォーフが転送室にやってくる。オブライエンと親のことを愚痴りあっていると、養父母のロジェンコ夫妻が転送されてきた。二人とも大喜びでかなりのはしゃぎようだ。
ピカードは兄夫婦の家に戻る途中、甥のレネにあう。そして兄の妻マリーと再会した後、葡萄畑にいる兄のロベールのところへ顔を出すが、久しぶりの再開にもかかわらず二人の間はぎくしゃくしている。
エンタープライズの一室ではビバリーとトロイが話をしている。そこへビバリーの死に別れた夫、ジャックの遺品の入った箱が届けられる。中を見るとジャックがウェスリーのために記録したメッセージが入っていた。
ロジェンコ夫妻は機関室でジョーディと楽しそうにウォーフの昔話をしている。だが、ヘレナとウォーフが植物園の見学に行くってしまうと、セルビエは急に真顔になりウォーフのことを心配そうに尋ねるのだった。
ピカードは兄たちとともに夕食をとるが、ささいなことで口論になってしまう。ネレが艦隊に入りたいと言うとロベールはピカードに悪影響を与えるな冷たく言う。次の朝、旧友とあったピカードは進行中ののプロジェクトに誘われる。弱気になっている彼は、友人に誘われた話を受けるべきか迷っていると兄の妻、マリーにこぼす。
テンフォワードでウォーフがロジェンコ夫妻とともに話している。ウォーフは夫妻にもうすこしおとなしくしてくれと頼む。彼がライカーに呼ばれ出て行ってしまうと、夫妻はガイナンとウォーフのことを嘆く。ガイナンはなにげなく本音で話し合ったらとほのめかすのだった。やがてウォーフの部屋をロジェンコ夫妻が訪れる。そして元老院の一件にふれ、親子なんだからと励ますと、ようやくウォーフの心も和んだようだ。
ワインを飲んでいるピカードに兄のロベールがやってくる。ボーグとのことを詮索されたピカードは家を飛び出す。そして、追いかけてロベールと口論になり、二人は殴り合いの喧嘩をはじめる。そして張り詰めた心の糸が切れたピカードは泣きながら兄に心の傷を打ち明ける。ピカードは宇宙艦隊に戻る決心をし、兄夫婦の見守る中、宇宙へ旅立って行った。
ビバリーはウェスに父の残したメッセージを渡す。ホロデッキに向かったウェスは緊張した面持ちで生前の父親と対面する。
ウォーフとともに、地球に帰るロジェンコ夫妻が楽しそうに転送室に向かっていると、ちょうどピカードがエンタープライズに戻ってくる。
フランスではネレが星空を見上げている。ロベールは、呼びに行こうとするマリーを引き止め、「夢を見させておこう」とやさしくいうのだった。