ウォーフの率いる上陸班が遺跡の調査を行っていた。突然エンタープライズにウォーフから怪我人発生の連絡が入る。上陸班は回収されるが、死亡者がでてしまった。
ウォーフの話では突然爆発が起ったということだった。死亡したマーラ・アスター中尉にはジェレミーという名の息子がいた。彼にはもう地球の祖父母しか肉親がいない。ピカードは母親の死を彼に知らせるが、ジェレミーは落ち着いている。調査の結果、遺跡から地雷が発見される。だが、地雷には人為的な工作の跡があった。
責任を感じているウォーフはジェレミーを養子に迎えたいとトロイに打ち明ける。彼女は時間をかけてジェレミーの心をときほぐすことが必要だとアドバイスする。ウォーフはジェレミーの部屋に行き、二人で母親の死を乗り越えようというが、ジェレミーは無表情のままだ。
惑星上で爆発が起こった。トロイは生命体らしきものの存在を感じるとピカードに報告する。また、エンジンからのエネルギーの流出が観測され、トロイはエンタープライズに何者かが侵入したと警告する。
ビデオを見ながら昔を懐かしむジェレミーの部屋に死んだはずのアスター中尉が現れる。彼女はジェレミーを抱きしめ、惑星で暮らそうと誘う。そこへウォーフが現れるが、手出しはできない。親子が転送室に向かった連絡を受けたピカードも後を追う。ウォーフが隙を見てジェレミーを引き寄せるとアスターの格好をした生命体は姿を消す。
ジェレミーとトロイが部屋に戻ると、ジェレミーの地球の家が再現されていた。再び現れたアスターは惑星に行こうとジェレミーを誘う。トロイの説得の甲斐もなくジェレミーはアスターといっしょにいると言い張っている。アスターのほうは危害を加える様子はない。むしろ彼の心の傷をいやそうとしているようだ。
アスターの作ってた幻はエンタープライズのエネルギーを利用したものだったと判り、ジェレミーの部屋は元に戻った。現実に引き戻されたジェレミーは茫然とする。
惑星から強力なエネルギーが発射されエンタープライズを貫く。再びジェレミーの部屋は幻につつまれ、アスターも現れる。彼女は「もう邪魔はさせない」とジェレミーに語りかけるが、ジェレミーのほうは混乱している様子。
アスター親子は転送室に向かおうと部屋を出るがフォースフィールドが張られている。諦めて部屋に戻ったアスターはピカードには事実を話しはじめる。自分たちは肉体を持たない生命体で、遺跡にあった地雷は大昔に亡んでしまった別の種族が仕掛けたもの。彼らは孤児になってしまったジェレミーを引き取り事故の責任をとろうとしていたのだった。ピカードは偽りの世界で本当にジェレミーは幸せになれるのかとアスターに尋ねる。ウェスリーから父親が死んだ時の話を聞いたジェレミーはいままで隠していた悲しみをウォーフにぶつける。そしてウォーフはやさしく彼をはげます。生命体は考えがまちがっていたことを認め、去っていった。
ジェレミーはウォーフとルスタイという儀式を行い、彼の家族の一員となった。