Star Trek the Next Generation 2nd season


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錯綜した美学
Matter of Honour

第2シーズン 第34話
宇宙暦:42506.5

連邦初の士官交換プログラムの対象者としてクリンゴン船に乗り込んだライカーは予想外の事態に直面する。

錯綜した美学 -あらすじ-


ライカーが副官としてクリンゴン船パーグに乗船する。また、エンタープライズに取り付いた微生物は船体を食べてしまう。ウェスリーは新たに配属された魚のような顔をしたベンザイト人のメンドン少尉を、スターフリート・アカデミーの入学試験で友達になったモードックと間違えてしまう。(モードックは「宇宙戦士への道」に登場)。

監督:Rob Bowaman
Cast
メンドン少尉:John Putch
カーガン艦長:Christopher Collins
戦術士官:Peter Parros


錯綜した美学


新たに始まったクリンゴン帝国との士官交換プログラムの最初の対象者してクリンゴン船に乗り込む事なったライカーは、クリンゴンの文化や習慣をウォーフに指導してもらっている。エンタープライズにも同様にベンザイト人のメンドンがやってくる。ウェスリーは彼に親しみを感じたようだ。
 クリンゴン艦パーグが接近して来た。エンタープライズではクリンゴン艦の表面にバクテリアがとりついているのを探知する。パーグに乗り込んだライカーは馬鹿にする士官クラッグを打ち負かし、自分が一筋縄では行かない事を納得させる。

 一方、エンタープライズの船体にもクリンゴン艦と同じバクテリアがとりつき、船体を食べているのが発見される。 
 ライカーは次第にクリンゴンの生活に慣れはじめ、クリンゴン人たちも彼に敬意を抱くようになった。だが、クリンゴン人たちもバクテリアのことに気付き、エンタープライズのせいだと疑いはじめる。カーガンは、バクテリアの事を知らせるべく接近してきたエンタープライズに攻撃を仕掛けようとする。詰問されたライカーは「今の自分はあくまでもクリンゴン士官であり、一緒に死ぬ覚悟は出来ている」と答え、攻撃を仕掛けるべきではないとなんとか説得しようとするが、カーガンの決意は変わらず、遮蔽装置を作動させる。

 まさに攻撃が開始されようとする瞬間、ライカーはトランスポーダーをカーガンに渡し、エンタープライズに転送してしまう。そして「カーガン艦長はすでに正常な行動が出来ない」と宣言する。クリンゴン人たちもライカーに従う。艦の指揮権を握ったライカーは遮蔽装置を解き、エンタープライズに通信をいれる。「こちらクリンゴン艦パーグの艦長ウィリアム・ライカー。シールドを下ろし直ちに降伏せよ。」
 双方の艦にとりついたバクテリアの除去が無事行われた。そしてカーガンはライカーに自分の行動をわびるのだった。




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