
去年に引き続き、地元の津軽三味線愛交会主催の津軽三味線を聴く会に行ってきた。 今年は、津軽鯵ヶ沢から、對馬明子さんと工藤真由美さんという若い女性二人の演奏家による三味線の演奏と、津軽の伝承芸能“手踊り”なるものを堪能することが出来た。 お二人とも踊りのほうがキャリアが長いらしく、大会での優勝経験などもあるようで、実際三味線よりも断然踊りのほうが素晴らしかった。 他のお客さんたちも思うことは一緒らしく、アンコールでは是非踊りをとの声が上がったのだけど、他に曲のテープを持ってきていないとのことで、アンコールは三味線になった(苦笑)。 恐らく誰がどう観ても、このお二人は三味線よりも踊りだと思う。確かに“三味線を聴く会”だけど、踊りの上手な人たちを呼んだのなら、踊りで楽しませてくれてもいいのに……と思った。 三味線は三味線で、吉田兄弟とは言わないけれど(笑)、上手な人を呼んで聴かせてくれればいいのに……とも思った。 司会の手際が悪いのは相変わらずだったけど(苦笑)、キレイなお姉さんたちの素敵な踊りが観られたからいいや。
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