近くの町のデパートで催されていた「かわいい子ネコと世界のネコ展」というのを見に行った。 7階だったかな、催し物広場みたいな場所が、チケットを買った人にしか見せません的な雰囲気の滲み出た白い壁のような板で囲ってある。その入り口でチケット買って中に入ると、親子連れやらカップルやら、結構お客さんが入っていた。 で、ネコはと言うと、別に順番通りに見なきゃいけないわけではないけれど、一応順路めいた感じで壁沿いにアクリル張り(多分)のケージが幾つもしつらえてある。大体60センチ四方くらいだろうか、一つのケージに1〜2種類のネコが1〜2匹入れられていた。どのネコも皆大人しく、人間に眺められるのをじっと耐えているような気がした。 お客を信用してなのか、ケージには天井が無く、大人がちょっと背伸びをすれば十分に手が届く高さしか無い。流石に物を投げ入れるようなふとどき者はいないけど、じっとしているネコを動かそうと、ケージの上に手を伸ばし、ハンカチをひらひらさせてネコをうろうろさせてる馬鹿者、更にはその真似をする馬鹿者は何人かいた。 中ほどまで行くと、金網で覆われた四畳半ぐらいのスペースがあり、何匹かのネコと直接触れ合えるようになっていた。猫又も入ってみたけれど、殆どは子供たちに餌食になっていて(苦笑)大人がまったりとネコたちと触れ合える隙はなかった。 出口に一番近いところには大きめのケージがあり、子ネコがたくさんいた。その中にいる気に入ったネコ一匹を抱いてポラロイド写真を撮ってもらえるシステムになっていた。勿論有料。 沢山の猫を見られるのは嬉しいんだけど、檻の中の猫を見るというは、やっぱり心の端っこのほうがチクチクしたり……。 ま、そんなこと考えてたら、動物園にも行けなくなるか。笑
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